女神凌辱 ~肛交僧侶スクルド

(執筆:2009/03/06)



メーカー

みるくぱい
(廉価ゲーブランド。姉妹ブランドはすもも等。)



属性

発売時期:2009年2月
ジャンル:ADV
用途:実用
舞台:ファンタジーの天界
顕著な属性:アナル、フェラ、ニプルファック
プレイのきっかけ:本シリーズ1作目がそこそこ良かったので。期間限定で安売りしてたので半ば衝動的に。(プレイ前の期待得点…5点)
プレイ進捗状況:コンプ



テキスト:3

あらすじ:天界に突如現れた、ロキ率いる魔界の兵士達。ロキの圧倒的な力に屈服したスクルドは、何だかよく分からないままロキのアナル奴隷に…


序盤におよその舞台説明部分もありますが、シリーズ1作目同様、基本的に全く無駄のない動きでスピーディにシーン突入です。
その後も、僅かな会話だけでプレイヤーの人間関係や力関係が理解できる仕様です。廉価ソフトならではの良いお仕事ですね。

あと、シリーズ1作目のみですがプレイした身としては、「お馴染みのキャラによるお馴染みの展開」みたいなのが見れて一人でテンション上がってました。

ロキ「じゃあさっそく、こいつに奉仕してもらおうか」(ボローン)
とか。
(1作目も全く同じ流れだったんですが、)やっぱり捕まえたらとりあえずしゃぶらせるんだー!みたいな。シリーズ名も個別作品名も無視で、とりあえずビール的ノリでとりあえずフェラ、な辺りにライターの姿が露骨に見え隠れしているみたいな気がして楽しかったです。



ゲーム性:3

シリーズ1作目同様、3回ほど出てくる選択肢が全正解でTRUE END、それ以外がNORMAL ENDです(多分)。これも同様ですが、全部BAD ENDです。
で、本作は1作目と違い正解が分かりやすい感じでした。すぐに見つかった。これはストレス無くて良いですね。



実用性:6

神職についているスクルドが力の源である己の処女守るため、それ意外の部分での凌辱を甘んじて受け入れるんだけど、次第に気持ちよくなってきて… という既にオチまで読めまくりのシンプルな流れです。
まずは具体的なシーン内容のシチュから。
まず、本作でプレイヤーが最も期待ないし予想している肛姦シーンですが、さすがに高頻度で出てきます。半分くらいはアナル攻めてたんじゃないでしょうか。責めるのも、肉棒であったり異物であったり触手であったり、多様です。責め方も、オーソドックスなものもあれば浣腸っぽいのもあり(脱糞もあった)、また貫通もありました。(お尻から口まで触手)。が、アナル一辺倒かというとそうでもなく、結構シリーズ1作目とかぶってますが、巨乳化→パイズリ・母乳・ニプルファック、レズ、ふたなり、獣姦などもあり。
それらの中でも一貫して多かったと感じたのが、そう、フェラチオです。
このライターさん、絶対フェラ好きなんだと思うんですよ。しかも、唇よりも舌を使ったフェラにご執着だと思うのですよ。アナルゲーの割に、フェラ豊富。1作目がパイズリゲーに見せかけたフェラゲーだったように、本作も結構フェラゲーです。明らかに一般実用ゲーの平均フェラシーン割合を越えている。1作目がロクにパイズリしてなかったのに対し本作はきちんとアナルゲーでもあります。が、それでいてフェラゲーなのは間違いない。シーン数に直すと、
アナル > その他
という感じですが、シーンののべ分量にすると
アナル ≧ フェラ > その他
みたいな感じになる。フェラ好きな私の気のせいかも知れませんけど、いや、それにしたって、アナル責められてあえいでいる時間と口の中の何かを懸命に舐め上げている時間、そんなに差がなかったような…


続いて、各シーンを彩るテキストについて。1作目の時はタイトルであるパイズリの駄目さに気取られていたせいか駄目だ駄目だと思ってましたが、本作プレイして思わず刮目。「あれ?こんなにテキスト良かったっけ?」
テキスト対キャラセリフの割合がなかなかほどよい感じで、テキストも短いのですが、説明責任は果たしているというか、短いながらも描写にはそれなりに力が入っているように感じました。声優さんのセリフやCGに説明丸投げってことはないです。せっかくなかなか良いテキストなんだから、もっとねっちょりと地の文描いているとより良かったでしょうが、まぁ廉価ソフトですし、こんなもんでしょう。

最後に尺ですが、1作目と違い、どれもそれなりの長さに改善されていたように思えます。ばらつきが少なく、ほどほどの長さ。そう長くはないんですけどね。



音楽:5

1作目と全く同じ楽曲。
なるほど、シリーズ全部同じ楽曲陣で通す(しかも僅か全6曲)から、音楽にもそれなりにお金かけたんだと納得してしまいました。

ボーカル曲:1曲(OP)



キャラ:6

スクルド:見た目巨乳なんだけど基本的にロリキャラな、気弱な神職者。見た目はどう見てもドラ○エⅢの女僧侶がオリジナル。ちなみに彼女らが信仰し日々拝み奉ってるのは彼女の実の親父さん(オーディン)。 とりあえず女僧侶っぽいキャラ出したかったんでしょうが、おかげでよく分からない人物相関になってます。

キャラが分かりやすく、しかもぶれなかった分、魅力も1作目より少し上かと。うん、意外と良いんですよね、この巨乳ロリ。

いきなり爆乳にされて戸惑いつつも、「うんしょ、うんしょ」とつぶやきながら健気にパイズリするシーンに思わず胸キュンです。



声:女

スクルドの声あててる人は、知る人ぞ知るドSゲー「EXTRAVAGANZA」のヒロインの中の人なので、凌辱シーンもお手の物。フェラは正直ぎりぎり及第点には及ばないという感じなのですが、使えないということはないです。ないですというかなかったです。ふぅ。
まぁ少なくとも、本作も1作目も、ジョニーとかの可能性は皆無と見てよいでしょうね。ジョニーを知らない人は気にしないで下さい。



時間:2

1作目よりも少々長かったように感じますが、まぁ短いには間違いありません。



その他

システム:良く出来てました。ベースが吉里吉里ですが、実用ゲーとして私が欲しい「クリックしてもボイス途切れない」も選択可でしたし、テキストスピードも4択とかじゃないし、私が欲しい機能はきちんとありました。 (コピペ)
あ、あと、初見では飛ばせないOPムービーもしっかり健在!クリックしようがCTLキー押そうが全く無反応でムービー垂れ流されると、「ああ、女神凌辱シリーズ、始まったな」と感慨もひとしおです。

演出:SEは基本無しだと思って問題ないでしょう。シーンを彩るのはテキストとCG、そしてヒロインの台詞のみです。効果音はほぼ無し。
まぁその割には善戦しているのではないでしょうか。

絵:結構高頻度で白目(上向いてる感じ)になります。シーンラストだけでなく、後半ずっと、だったりも。



お勧め度:5

実用項での追記となるのですが、CGとテキストがあまり有機的につながっていない印象です。おおまかな流れだけ共有した後はCGはCG、テキストはテキストで作って最後にうまいこと合わせてみた、みたいな感じ。あまりテキストに連動してCG差分が変わって…という感じはしませんでした。
なにより、テキストでは咥えまくってるはずなのにCGでは舐めてばっかりなのは唇スキーな私としては結構承服しかねるものがあるのですが、これは舌舐めスキーであるライターのわがままを通されたのでしょう。そういう事情なら私も鬼ではありません。ここはライターに花を持たせることにします。
あと、誰の指示だか一存だか知りませんが、最初から最後まで着衣プレイだったのは地味ながら大事な功績。


で、結局、2600円出す価値があるかと問われると、正直ちょっと高いと思います。クオリティは結構良いと思いますが、過激さ・フェチ度という点ではちょっと押しが弱いかな、と。前作もそうなのですが。もちろん、決して温いわけではないのですが、まぁ普通、ですね。
パッと公式サイト見て絵や設定が気に入れば買い、そうでなければスルー。そんなとこでしょうね。絵にあまりピンと来ないのに敢えて勧めるほどでもありません。逆に言うと絵にピンと来るならお勧めできる。何度も言いますがクオリティは全体的にそこそこ良い感じです。値段の割に分量がやや少なめなだけで。




気に入り度:6

…何だか、普通に楽しんでしまった自分がいる…。
…いや、2作目ともなると慣れてしまって1作目と比べたり同じところに目がいったり、色々と楽しいですね…。
1作目は、なんだかちょっと温情も込めてギリギリ及第点の6点、という感じでしたが本作は文句無く6点。CGではほとんど舐めてばっかでしたしテキストも基本舐めてばっかりでしたが、それでもフェラシーン豊富だったのは嬉しかったです。このライターさんの次回作をチェックしようという気になった。唇と舌という違いはあれど、同じ属性持ちの同志ですからね(多分)。 親近感もわきます。
1作目と3作目である本作は、絵に惹かれて買ったというのも大きく、2作目4作目は絵・設定ともにあまり惹かれないのですが、なんだかついもう1作、と手が出そうで怖いです。


最後に、本作もエンディングテロップ全部見てましたが、例の部分は寸分違わず同じでした。(逐一メモして全部チェックした私…)
これだけは、2回目ともなると面白くなかったです。まぁ一度は見てみる価値あり。



(このシリーズについては、「女神凌辱 ?パイズリ姫ベルダンディー」についても触れています)




ギュッと!「女神凌辱?肛交僧侶スクルド」
2009/03/13まで1980円。これならお値打ち。

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