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さてさて、Episode4にしてDice4ですかね、大正×対称アリスepilogue開始です。
冒頭はあの闇から始まるのかと思いきや、やや違っていてやや正しかった。闇からスタートだけど、主人公は百合花ではなくアリステア。そしてそのアリステアは即退場し、代わりに現れたのは、6人目?の人格、アリス。
ほおー、アリスってアリステアの一人格だったのですね。いやあの口の悪さとふてぶてしさがマスターってのは無理があるなーと思ってたんですが、納得。

シーンは変わって、アリステアが鏡を見ながらアリスと会話。

 アリス「ああ、そうだ。色白金髪碧眼。美形で格好良くて、皆の憧れの対象
     だが何か問題あるか?」
 アリステア「……からかわれる対象じゃなくて?」
 アリス「僕は皆と違う。髪も目も、日本人離れしている」
 アリス「だからといって、日本以外の国の人から見ても、僕はどこの国の人
     にも見えない」
 アリス「僕はどこにいっても『外国人』なんだ」 


・・・
ハーフ問題・・・?
それで百合花と意気投合するんですかね。
この、鏡の別人格と会話する感じ、ヒストリエを思い出すなぁ。ヒストリエでは会話してないけど、多分根っこは同じですよね。ヒストリエってのは、岩明均の歴史漫画です。何がそう思わせるって、アリスの大人びて冷徹なところですね。

お、幼女百合花登場。案の定、目と髪の色がコンプレックスなご様子。
そしてアリステア、父は外国人でハーフということも判明。うーむ、もはや解答編も終わってのエピローグだからというか、割と予想通りの展開が続くなぁ。
と思っていたら、

アリステア「僕は好きだよ。君の宝石のような眼も、ふわふわとした柔らかな髪も。
      全部、君が君である証だ」


思い出の台詞キター
っていうかこんな殺し文句をちょっと気になる異性に言っちゃうのね!初対面の相手に言うにはおかしいと思うのですが、まぁ百合花の心はときほぐれますわね。

しかもその後、百合花のリボンを片方取り、自分の髪に括り付け、これで自分の方がより目立つから大丈夫と言い始めるアリステア。末恐ろしい子。

その後、しばしアリス(テア)と幼女百合花との親交&別れの展開があって、あれ、次どうなったっけ。なんかね、コロコロ場面が変わるのですよ。確か暗闇の世界に戻って、いつもどおりの青年アリスが出てきて、いつもどおりのような会話の後、アリスが消えて百合花は一人で鏡の中に入るという。
で、鏡の国。
え、まだやるのかよ鏡の国パート。シンデレラが婚約者で傍らには白雪とグレーテル。これはシンデレラ編と似た配役ですね。細部違うようですが。あと何より百合花が暗闇の世界を覚えていて暗闇の世界からの記憶喪失を鏡の国でまで引きずっているところが違う。
なんか、ずっとまやかしを見せられているような気分ですねぇ。「エピローグ」と銘打っている割に、なんかガッツリシナリオ展開ありそう。いやそれは最初から半ば覚悟の上なのですが。(なにせこのディスクだけエピソードがこのエピローグ1つしか入ってないから。アニメやドラマDVDの最終巻とはわけが違うはず。)


百合花お手製のシチューに舌鼓を打つシンデレラ&グレーテル。(白雪はやはり拒食症だった)
赤ずきん出てこないなーと思ってたら、

 グレーテル「そういえば、何か忘れてと思ったら、アリスさんに夕飯を届けて
       いないんじゃないですか?」

アリスクルーーー

…うーん、何時の頃からですかねぇ。割とアリスに好印象抱くようになったのは。(薔薇フラグじゃないです)
かぐやルート辺りから?暗闇世界も3回4回と繰り返されると段々とアリスの可愛らしさが見えてくるというか。(ホモフラグじゃないです)

で、ついに再開のシーン。勢い余ってアリスに飛び掛かる百合花。二人はバランスを崩し床に倒れますが、結果として、百合花がアリスに馬乗りとなり、

そう、それはまるで少女漫画でよくあるイケメンがヒロインを押し倒す様な…

前かがみになった百合花、胸でけえ!!
(男の子は何歳になってもおっぱいとかうんことかで盛り上がってしまう生き物なのです)

それはそうと、百合花は「少女漫画でよくある」と評しましたが、私からしたらこれ、少女漫画でどれだけあるか知らないけど多分少女漫画より圧倒的にエロゲ・ギャルゲ・あと少年漫画でよくあるシチュエーションだと思う。もちろん主人公が地の文で「何か手に柔らかい物が?」って言ってます。(もちろんその後「フニフニ」とにぎにぎして悲鳴が上がります。)

さて、アリスを床に押し倒したまま、ついに見つけた暗闇の世界の住人アリスに、聞くべきことを聞こうとする百合花。暗闇の世界の記憶はちゃんと残っているし百合花の行動力と頭の良さも相変わらずっぽいので安心しました。

 アリス「自らの立場を利用して、欲望を満たそうとするとは……セクハラで
     訴えるぞ!」
 百合花「セクハラとは違うよ。触ってないし」
 百合花「むしろ、この状況だと、アリス君の方が私に触り放題だよね?」
一見、ロマンティックなシチュエーションに見える床ドンですが、両手が塞がっている分、押し倒している側の方が不利です。
 アリス「そこに胸があるからといって触ったら痴漢で訴えられるだろう!
     僕は理性より本能が勝るような馬鹿じゃないんだよ!」
 百合花「じゃあ、触りたいって気持ちはあるんだね。……エッチ」

ヒューヒュー!いいぞー百合花ー!この少年漫画みたいなお色気路線もっとやれー!

 アリス「調子に乗るなよ。男が全員巨乳で好きなんて幻想だからな。足フェ
     チ、顔フェチ、属性フェチ、世の中には多種多様な好みってのがある
     んだよ!」

男の勘ですが、かく言うアリスは間違いなくおっぱい好き。

 アリス「ところで、さっきから君の後ろで、うっかり浮気現場を目撃したけ
     ど、あまりに衝撃的すぎて固まってる男がいるが、それはいいのか?」

そうなんですよねー。さっきから気になってたのですが、アリスルート(だと思う)なのにシンデレラが婚約者で、しかもシンデレラさん相変わらずデレデレで、これ胸痛いなぁと思ってたら、やっぱりな感じでなんかねぇ。
あ、でも、ということは、少なくともこの世界ではあまりアリスとは接近しないか?ライターもまさかむざむざとシンデレラを不幸にしたりはすまい。

ともあれ、シンデレラに言い訳する百合花。

 アリス「はっはっはー! 流石、淫乱あばずれ尻軽腐れビッチの典型である
     ふわふわ系だな!」

ワロタ
アリス君が一番キモオタ属性に近いから、助かるわー。いや私はこんな酷いこと思ってませんよ?せいぜい、「清純系が本当に清純だったためしがない」くらいしか。(根は同じ)

とかやっていたら、夜の湖で、シンデレラと二人きりになって、シンデレラが数ヶ月前のできごとだという百合花とのラブロマンスを語り出して、「本当に俺のこと覚えてないのか?」「俺への言葉も幻想だったのか?」とか超面倒なこと言い出した!もおおお、この展開が嫌だったのにー!!
ここで選択肢。「覚えてる」or「覚えていない」
あーもう、私今は今更シンデレラにかまけてる暇はねぇんだよ!だいたいお前ちょっとキャラといい声といい、いかにも二次元キャラっぽいんだよ!「覚えていない」!
…あ、シンデレラの神フォローきた。(しかも軽く口説き有)
…お前、こんだけ神フォローできるなら最初から面倒なこと言うなよ…。

とかのんきなこと思ってたら、また場面が飛んで、アリスの回想に。
不覚にも、アリスの回想にお母さん出てきてからようやく全部実感できました。これやべーじゃねーか。この後、アリスに待っている運命、五人兄弟の悪いとこ取りみたいな展開でしょ?

案の定、鬱展開。
うわー、シナリオ系エロゲみたい・・・。(褒めてます)

とか思ってたら、密かに予想していた通り、次は赤ずきんルートに入った。しかも記憶喪失(&暗闇の世界、さきほどのシンデレラルートの記憶保持)のままで。
赤ずきんルート、冒頭から赤ずきんがこれみよがしに猫耳を露出させていて、百合花がそれをなでなでして赤ずきんが顔真っ赤にして喘ぎ声など上げながらそれを受け入れているという、世にもおぞましい光景が目の前で繰り広げられたので私も微笑を浮かべなから心頭滅却でクリック余裕でしたが、

 謎のケモ耳青年「縛るっ!? そ、そんな破廉恥なこと出来る訳ないだろうっ!!」

あーこいつも本格的にムッツリずきんだな。赤ずきん兄さんは好印象だがムッツリずきん、てめーはダメだ。

コスプレと聴くだけで興奮するムッツリずきん。

 百合花「大丈夫ですか? 鼻血出てますけど……」

だーから、ここは鼻血じゃねぇって言ってるだろう。男の子は勃起するのよー。おかしなことじゃないのよー。

 百合花「ティッシュは……」
 謎のケモ耳青年「ティッシュ!?」

…なぁ赤ずきんさん。正直に言ってみ。ティッシュから何想像したんだ?
って、おいこらライター、これいいのか−?!ティッシュで興奮するって言ったらもう、勃起どころか射精しかないんだけどー!?
なんでこう、こちらのセクハラを易易と飛び越えるような台詞を入れてくるかなぁ。

さて、イッツァムッツリずきんワールドなわけですが、一夜明けて、街をひとしきり探索した百合花。

 百合花「うーん……。やっぱり、世界観は同じみたい」

 
お前が世界観とか言うな!!!


さて、割とサクサク進んでます。赤ずきんワールドでは猟師やオオカミと対面。百合花、猟師のことも記憶に無し。(自分の名前忘れてるくらいだからそりゃそうか)
そしてまたもアリスを取り逃しましたが、今度はなんと、鏡の向こうに行けることを発見。シンデレラワールドからこちらに来られたのも、鏡のようになっている湖面に落ちたから、だそうな。頭の回転が早い百合花だとシナリオテンポも早いですね。
しかも今度は赤ずきんを連れていくという。おいおい、シンデレラは連れて来なくてよかったのか?

と思ってたら、またもアリス回想。なるほど、ワールドを1つ終えるごとに回想なのね。しかし冒頭の地の文が

昔から学校があまり好きじゃなかった。

で、早くもげんなりする私。なぜなら学校では容姿を理由にいじめられて的な展開でしょこれ。鬱展開待ったなし。

案の定… というか予想以上にやばいわこれ。既にシンデレラ人格出てきて、勝手に(?)物をあげるとクラスメートに言っては、アリステア人格に戻って嘘つき呼ばわりされるという。きついなー。
と思っていたら、お腹が痛いと言って仮病で学校を休むアリステア。それを信じるアリステアママ、病院に行かないのであれば家で休んでいるのですよと優しく言ってくれます。そして、

 アリステアの母「いいこと? お外で遊んでは駄目。周りの皆は狼なの。狼はどんな
        悪いことをするか分からないから、話しかけられても知らん顔をして
        いるのですよ。」


あああ〜〜〜ようやく分かったぁぁ〜〜!!借金取り対策の台詞なのかこれ!!ひぃー!
(あと、全くどうでもいいんですが、赤ずきん編での棒読みアリステアママは、仮の声優さん(私はスタッフの1人だとにらんでいる)だったのでしょうね。。)

そしてオオカミと赤ずきん人格との邂逅の合間に、アリステア人格が一時的に出てきて、次の場面ではアリステアママが「貴方は本当にアリスなの?」と言いながら泣いているシーン。うーん、あー。これが白雪人格の悪夢的展開につながるのかー…。


おっと回想はここで止まり、次はかぐやワールドか。
明るいパートと暗いパートを行き来していますね。多分、作品が暗い方に偏りすぎるのを避けたいのだと思いますし、中だるみも防げて良い展開だと思います。

書いてませんでしたがシンデレラルートからちょくちょく挟まる選択肢の難易度が高い。
実は今、かぐやに串焼きをあーんして食べさせてあげた(そういう選択肢選んだ)んですが、まさかのまさか。それをアリスが見ていた。これちょっとやっちまったんじゃね?

 アリス「灯台下暗しというからな、君に見つからない様に君の後を付けてま
    わった訳だ」
 百合花「それでさっきのラッキースケベ展開に……」

・・・・・・。
最近の女子高生は、ラッキースケベって普通に使うの…?

…お、今度はかぐやが一緒に鏡の向こうについてきた。そして案の定の、回想シーン続き。展開が早くて良い。

…って、うわー、アリステアが意識が戻ったのはアリステアママのお葬式の最中だという。この前に意識が途切れたのはいつか知りませんが、割と散り散りっぽい…。多分かぐや誕生の直前か直後くらいでしょうけど、… そういえば白雪関係は全カットなのね。ともあれ既にシンデレラ・白雪・赤ずきんは脳内に同居しているはず。

と、ここで説明が。アリステアの人格が戻ったこの直前というのは、上で触れた「貴方は本当にアリスなの?」シーンだという。相当飛んでいるなぁ……。

なんかようやく分かってきましたけど、当の本人(達)が、自分(達)の症状を自覚できないというのが非常に怖いですね。意味も分からないまま異常者扱いされるし、しかもそれが普通になっていく。
アリステアの(そしてママの)かわいそうっぷりはちょっと尋常じゃないですね。

そしてついにアリステアが自分の病状を知る時が。施設の人に精神科につれていかれて判明。
さらに、猟師登場!なお、アリステアのことを「白雪」と呼ぶという。まぁそりゃそうか。赤ずきんにも会ってるはずなのだけど。


サクサク進みます。やがて夜の森の中でついにアリスを捕まえることができた百合花。正確には、百合花を助けるためにアリスが自分から出てきた。
その後の二人の会話で、アリスは、自分は百合花(ありす)の鏡だと言います。自分がいることによって、記憶のないありすは自身を保つことができる、というような内容。
ふーむ。観測者的な感じか?
で、なぜかそのまま走り去ったアリスを追って百合花はグレーテル君と一緒にまた別の世界に旅立ち、そして回想シーン。
そこで、猟師に主治医が変わり、主治医が自分の家族にならないかと誘ってきて、そして懐かしの百合花との再開を果たすアリステア。しかしアリステアは、百合花のことを覚えていないと何故か嘘をつきます。
その後、百合花達の父親が出てきてアリステアに養子にならないかと誘い……ってあーーー!!ここのやりとり!!シンデレラ兄さん!シンデレラ兄さんじゃないか!!シンデレラ編ってこんなところも再現されてたのね。正直、シナリオ的には一番いらない子っぽかったシンデレラルートでしたが、ここにきてようやく存在価値が。
そして例の喫茶店もできる洋館に住むようになるのですが、猟師は「主治医と患者の関係を崩したくない」ということで別の所に家を借りるし、両親は多忙でほぼ帰宅せず。
まず猟師についてですが、主治医が患者に家族にならないかと言い出すあたりで相当リアリズム崩壊の危機だったんですが、別のところに家を借りるということでギリギリ致命傷で済んだ感じ。まぁ好意的に見れば、猟師さん超良い人で医者に向いてないキャラがここに来て効いてますね。
そして両親。うん、どう見てもエロゲです。
だってねぇ。再会を果たした年頃の美人幼馴染と二人きりでひとつ屋根の下ですよ。エロゲじゃなかったら何なのか。
それはそうと、百合花に「覚えていない」と何故か嘘をついたわけ。
ああーそうかーー。当時のアリステアは、なんだっけ、アリス?として、つまり傲慢だが自信満々な人格として幼女百合花に接していたんでした。で、今のアリステアは、すっぴんアリステアというかアリステアバニラというか、地なんですよね。つまり百合花から見たら別人。そして多分、アリス自体はもう長い間表に出てきていないしアリステアからしたら存在自体諦めてるかも知れない………
………あー…。そんで、あのアリスなのか。あの(Episode1序盤からずっと登場している)アリスは、マジモンのアリスか。アリステアの幸せを願う、元祖別人格アリスか。そして多分、アリス(テア)の記憶の中の百合花が、この鏡の国&暗闇の世界での、記憶を持たない百合花(の記憶)か。記憶を持たない理由の一つは、各兄弟ワールドでの百合花はそれぞれ別の記憶を持っているので、互いに矛盾が生じないため、みたいなのもあるんですかね。
それはさておき、再会した百合花は昔の泣き虫な百合花とは違っていました。それを見ていてアリステアは、

もう、僕の手は必要ない。

と感じるのでした。
うん。
これ。
勝手な想像ですが、百合花は、アリスを目指して毎日振る舞っていたのではないかな。いつしか自分もまたアリスになったというか。

そしてなんと、アリステアは本来なら百合花と同じ高校生になっていたはずだが、中学校の”特別学級”に入ることになったという!グレーテル!グレーテルじゃないか!!同級生をボコるグレーテルじゃないか!!伏線が回収されていくーーー。百合花監禁待ったなし!!

っと、ここでついにオオカミ登場!!オオカミとは直前に一回再会を果たしているんですが、何せアリステアには記憶がなかったのでその時は「それは僕じゃない」と言って立ち去ったんですよね。なので、アリステアにとってはこれが初の再会ですね。

 百合花「あ、アリステア君!」
彼女は僕に気づくなり、大きく手を振った。
 オオカミ「アリステアクン?」

オオカミ和むなぁ。オオカミ良いですよねオオカミ。
とか思っていたら、オオカミクン、想像以上に良い奴で、初対面のアリステアに対し

 「お前の知り合いの赤ずきんは俺の友達! なら、お前も俺の友達だろ?」

  という人類皆兄弟理論でアリステアとも友達になってくれたのでした。良い奴だなぁ。
ちなみにオオカミクン、一人暮らしだそうな。こっちはこっちで家庭環境が心配である。


少しだけ先に進んで、猟師とオオカミとの会話。

 諒士「多分、母親は薄々気づいていたんだろう。自分の息子に別の人格がいるということに」
 諒士「だから、必死に外に出ない様、内に閉じ込めようとした」

本日何度目かのああーーーーーーー!!!
あの「外は悪い狼が…」「お外に出てはいけません」は、借金取り対策だけじゃなかったのか!!!
だから赤ずきんと白雪ワールドであの台詞が多用されたのか!!
別人格(白雪&赤ずきん)が(主に家の外でママン以外の人間に対し)取った様々な行動を主人格のアリステアが覚えていないことによって不利益を被るのを防ごうとしていたというのもあるのであれば、ママン健気すぎる!!


さて、続くは白雪ワールド。
異様に物分りのいい白雪のおかげで、速攻二人湖に身投げして終わった。

また回想。百合花と再会して数ヶ月後。
ていうか私今更ながら気づきましたけど、これ乙女ゲーとしては少し異例の演出なのですね。
何が異例って、主人公(視点、地の文)が、百合花ではなくアリステアという男の子だという点が。エロゲは男視点が普通なので気づくの遅れましたが、これはまさにエロゲで言う、女視点パート。ザッピングものではよくあるとは言え、ちょっとしたスパイスになりますね。
それはさておき、物語では、百合花がどうも同級生達にうざがられている気配。まぁねぇ。女性受けしないキャラですわね。
そしてもう一つ、百合花の口癖?である英語台詞。それに対しアリステアはふと

もしかして、彼女はわざと英語混じりで喋っているんじゃないのか。
僕の外見が日本人じゃないから、僕が周囲から浮かないようにわざと外国人のように振舞っているんじゃないのか。

と思います。
いやーーー、どうかなーーーーーーー?
いやね、なんか、ライターさんのノリ的に、これが真実っぽいんですけど、その割に、確か外国に行ってすぐの頃の幼女百合花からの手紙でも既に英語混じりだったはず。それを考えると、そんな健気な発想の前に、習慣として身についている説(別名アリステア自意識過剰説)を採用したいのですが、果たして。


学校からの帰り道、待ち合わせ場所に少し遅れて現れた百合花。

 百合花「ごめん! 待った?」
 アリステア「……いえ、別に」
 アリステア「…………」
僕は彼女を見た。
青と赤が交じった瞳が光を受けてキラキラと輝いて見えた。
 百合花「?」
 アリステア「僕は……」
 アリステア「僕は好きだよ。君の宝石の様な瞳も、ふわふとした柔らかな髪も。
      ……全部、君が君である証だ」
      

こんな普通のシーンでその殺し文句言うんだ……。
でもまぁ百合花からのウケは悪くなかったのでした。

一方で、シンデレラ人格に扮して百合花に接してみようとするアリステア。

 百合花「……珍しいね。アリステア君がそういうことするのって。というか、
    初めてだよね?」
 アリステア「え……」
まさか、見破られるなんて思わなかった。     

超恥ずかしいーーーーーーーーー!!
あかん、こんなん高みの見物している私も赤面ものだわ。
冷静に考えれば魔法使い男が同じことやってるから百合花からしたら「もうその手には」ってところなんでしょうけど、それを知らないアリステアからしたらきついなー。ていうか恥ずかしがる描写なかったけど(シナリオ的にそりゃそうなんだけど)アリステア強いな心…。

しかもそれから仲が深まるというね。
アリステア、百合花を「ありす」と呼んでみたら、

 百合花「もう一回! もう一回言って!!」
 アリステア「え……」
 百合花「私の名前!」
 アリステア「ありす……」
 百合花「えへへ……。なぁに? アリステア君?」


恋人か!
ていうか私は(男視点だから)良いけど、全国の乙女達はこれどういう感じで見てるんですかね…。「アリステア君かわいい… 百合花はきめぇ」みたいな?

その後も、扉開けたら下着ドッキリ展開があったり、目を覚ましたら同じベッド内に百合花展開があったり、おかしい、私自分がプレイしているゲームのジャンルが段々分からなくなってきた。
ていうか構成が完全に「思春期の男の子の恋愛もの」で、しかも悩んでいる理由が「百合花が好きなのはアリステアなのか」それとも「百合花が好きなのはアリステアではなくアリスなのか(アリステア本人からなぜこの可能性が出てこないのか謎だけど)」だという、普通の恋愛ものではそうそうない、ちょっと深刻な悩み。結構惹き込まれてしまいます。
アリスを演じたら、その人格に惚れられたわけですからね。アリステアとしても複雑でしょう。
ただ、こうも不自然にアリスが出てこないのは、やはり無意識的にアリスの存在を抑圧しているんじゃないかなとも思います。アリスを邪魔者だと思っているという意味ではなくて、アリスという存在自体が無意識的かつ意図的に忘れられているというか。


おおっと、ついに魔法使い男出たー
そしてすぐ終わったー

そして来ました私的には本命のアリステア回想パート。
ああー・・・ 魔法使い男と百合花のセックス後に、アリステアが目を覚ましたのか…。これはきつい。

今まで、そういうことを考えなかったわけじゃない。
でも、彼女をそういう目で見ることが許されない気がして、今までず
っと気づかない振りをしていた。

分かる。

僕は、彼女とセックスをした。
でも、それは僕じゃない。

分かる。

それからというもの、僕は露骨に彼女を避けるようになった。

分かる。

いやぁ…。悲惨だなぁ…。完全にNTRやないか。

…おっと、ここでアリスへの言及。

『アリス』。鏡の仲のもう一人の自分自身。
ただのごっこ遊びだった。
弱くて、脆弱で、自分に自信がなくて、友達もいない……そんな自分
が嫌だった。
だけど、鏡に映った自分は違った。
鏡の中の自分は、言いたいことが言えて、自信家で、自分とは正反対
だった。
そんな自分を夢見て、さもそんな人物がいるかの様に鏡の中に語りか
けていた。
鏡に映った姿は自分自身だと知っていたというのに。

あれ、そういう感じだっけ…?
まぁいいや…。そうだと言うのであればそうなのでしょう。

おおっと、ここでまさかの、魔法使い男とアリステアの邂逅!鏡の中に映る自分が話しかけてくるのはなかなかホラーでしょうねぇ。
しかもこの魔法使い男、相当小狡いぞ。

アリステア『いい加減、気づかない振りをするのは止めないか?』
アリステア『彼女が見ているのは僕じゃない。僕の裏にいるもう一人の僕だ』

いやおめーでもねぇから!

この展開、魔法使い男ワールドで見た気がするんですが、それをなぞっています。
声を上げ、鏡を拳で叩き割るアリステア。かけつけた百合花に、自分が自分かも分からないと泣きつくアリステア。

 百合花「……私は貴方の味方だよ。例え、貴方自身が否定しても私は貴方を
    肯定する」
 百合花「私は貴方を愛しているの」
 アリステア「ありす…………」
 アリステア「……ごめん」
 アリステア「その言葉が本当に僕に向けての言葉かどうかさえも分からない」
 アリステア「僕は……君の愛も信じられないんだ」

あー、これ、告白シーンだったんですねぇ。私あの時、自分が自分かも分からないと泣きついているのは魔法使い男だと勘違いしながら読んでいたかも知れん。
ここで恐らく初めて、百合花本人から百合花の想いがアリステアに伝えられます。
そして、両想いでありながらも、玉砕という。
あと、全くどうでもいいでしょうが、ここまでのプレイ日記をやっててようやく良かったと思うというか、気づかれましたか?
百合花の最初の台詞、「だよ。例え」の、「。」と「例え」の間にスペースが空いていない!!!!!!!!
この作品、句点と次の文の間には必ずスペースを空けるという独自ルールがずっと守られてきたのですが、多分全世界で私しか気づいていないであろう(どうでもいい)誤植に気づいてしまった!!!

それはそうとして、今回はこのやり取り、続きがありました。(これまでなかったよね?)

 百合花「……それでもいいよ」
 アリステア「え……?」
彼女は僕をふわりと抱きしめた。
 百合花「私は私の愛を否定されても構わない」
 百合花「貴方が救われればそれで良い」
 百合花「だって、貴方は私の王子様には変わりないもの」


ここ、特別なBGMと演出が入ってもおかしくない感動シーンのはずなのですけど、割と普通に淡々と流してそのままシーン自体終わらせるのね…。
まぁ、この言葉でアリステアが救われるわけじゃないからなぁ……。

そしてアリステア、自分達と決着をつけるため、大量の睡眠薬を飲んで夢の世界に行き、そのまま闇に飲み込まれて残ったのがアリスだという。
ほ、本当に弱い………。

その後のアリス視点は、うん、ちょっと泣けますね。言い得て妙だと思うのですが、シナリオ系エロゲの主人公みたいだ(他に言うことないのか私)。
…いや本当に、この感じ、三昔前に流行った泣きゲー系エロゲ主人公のパーソナリティによく似ている。
それはともかく、アリスの意味不明な言動という伏線も大方回収。
そして最奥にて、全ての記憶を取り戻した百合花(お姫様)はアリス(ポーン)と出会う。
選択肢。
貴方は、誰に会いたい?
アリステア?
アリス?

これはやばい。
超難問。



あ、でも分かったわ。
過去に、百合花が魔法使い男を救っているんですよね。
リアル百合花が会いたいのは、アリステア一択なんですよ。
となると、この百合花が救うべきは、アリスだ。
そして、全ての別人格の物語が閉じる。

 アリス「君と出会って、初めて表面化したんだ。今まで、鏡の中にしかいな
    かった「アリス」がな」

この後のやりとり・・・
もう割と精根尽き果てたのもあるし書くのが勿体無いのもあるので引用はやめときますが、いやぁ、アリスも良いキャラだわ本当。キスシーン最高。王雀孫かっていう。(私の絶賛級エロゲネタ)


 アリス「僕は君の笑顔が……三時のおやつ程度には気に入ってるからな」

やばい涙腺が。


その後、一同会することに。
百合花が、自分は7番目の人格だと名乗り、

 百合花「私は貴方の記憶の中にある有栖百合花と現実世界から語りかけてい
    る有栖百合花によって構成されている」

なるほど。

そしてその後、全員で話し合い、…まぁいいや。
衝撃的だったのは、アリステアがアリスを切り離して夢の中の百合花に与えることで、アリスという別人格の存在を認めることになり、アリステアの中から百合花と初めて出会った時の、一番大事な記憶が消えてしまうということ。それをアリステアが是としたこと。
それを止めるアリス。良い奴だ。
でも、アリステアは、夢の中の百合花をも幸せにしたいと言って、切り離すのでした。
あー アリス選ぶとこうなっちゃうのかー・・・。 うううーーーーーーーーん・・・・・・。
その後、どうも白雪・かぐや・グレーテルの選択肢は合っていたようで、ボーナスシーン的なのを見れたけどシンデレラと魔法使いのがなかったから気持ち悪いなこれ。
で、アリスエンド的なのに到達して終了。


うううーーーーーーーーん、アリス視点でのハッピーエンドというより、第七人格百合花視点でのハッピーエンドですかね・・・。第七人格百合花だけは、相手がいないんですよ、アリスがいないと。かわいそうに。
ちょっと悲惨な魔法使い男でさえ、偽百合花がいるし、だいたいプレイしてて思ったけど魔法使い男は確かにアリステアより百合花のことが好きなのでしょうが、でもまぁ抜け駆けしているからね。(百合花とセックス的な意味で)
とは言え、誰よりも忠実で百合花に献身的で、言うならば百合花が全てであった魔法使い男。彼は万能性をもって自分をクイーンに例えましたが、その精神の有り様はナイトなんですよね。全て知っていることも含め、憐れではある。
そして、やはりこのエンドは、アリステアにとって真のハッピーエンドと呼べるのか、疑問が残ります。物語では彼の幸福についてもフォローされていましたが、やはりこのエンドは、アリステアの優しさ・献身性が、彼の中にある全ての人格を救いはしたが、それにはアリステア自身の犠牲を伴っているという点で、彼は満足であったでしょうが、やはりアリスの人格を認めてしまい百合花との記憶を失っているというのは外野の私からすると辛い。百合花も、アリステアが復活したという点では間違いなく嬉しいでしょうが、始まりの記憶を失ったアリステアに対し、一抹なりとも哀しみを感じないでしょうか。
画竜点睛を欠く。ほんのすこし、オールハッピーエンドに届かない。そんな印象です。オールハッピーエンドだけが良いエンドでないのはもちろんとして。


あと、白雪・かぐや・グレーテルのボーナスシーンは見れたけど残り2人は見れてないぞっていうことであれこれやり直したんですが、おかしい。魔法使い男は見れたけどシンデレラが見れない。選択肢合っていると思うんだけどなぁ・・・。

シンデレラの選択肢はシナリオ序盤に出てくるため4パターン総当りをやるのも面倒なので、先にアリステアエンドを見ておきますか。

…えええええ!?全く同じエンドを迎えた!しかもMEMORY解放無し!
かぁー。つまり、またかぐやと同じく、全ての選択肢を正解しないと真エンド到達しない的な感じか。
まぁあと2回だけ付き合う。仮説が2つあるので。これで駄目なら攻略サイト見る。

仮説1。シンデレラだけは、他の4人と違い敢えてショックを受けさせる選択肢を選ばないといけない仮説。
→失敗。いつもと同じエンド。

仮説2。アリステアに会うためには、別人格全員を振っていかないといけない仮説。
→成功…? 正直白雪の選択肢でミスした気がした(あれお母さん?って聞いたら紅茶の話題にすら移行できなかった)ので微妙かなと思ったのですが、アリステア登場。
お?アリステアに百合花が腹部を刺されたぞ?おっとここで魔法使い男も登場。しかし何やらうろたえているぞ?

バッドエンドやないかー!!!


いでよ、攻略サイト!!!(毎度お世話になります)

・・・あー。シンデレラの正解選択肢が間違っていたらしい。
まぁ、言われてみれば、シンデレラからしたら、「美味しい!」って言われるより、「器用ですね」って言われる方が嬉しいですよね…。
でもシンデレラ、お前のリアクションは良くないな。 なんで器用ですねって言われたら「全部忘れているんだな…」などと呆然とした? なんで「美味しい!」と言ったら優しい笑顔を向けた? もうちょっとユーザーフレンドリーなリアクションってもんがあるだろうが。器用ですねって言われたら得意げに自作のガラス細工をちらつかせるとかくらいしろよ!

はい。
で、攻略サイトさまによると、エンディングが2つあって、それらと先程見てしまったバッドエンドの全てを見たら最後にもう一つの物語解放されると。
やってやろうじゃない。



アリスエンド(私的には第七人格百合花エンド)が、なんかシナリオ同じだけど拡張版みたいになって、真エンドらしくなった。
で、もう一つの選択肢であるアリステアエンドは、これまで見てきた通常アリス(&アリステア)エンドと同じ。
そ、そう………。

じゃあアリステアエンドは最後の最後か?


もう一つの物語は、舞台裏ということでした。
で、主人公はなんとリアル百合花。
「なんと」っていうのは、意外性0で逆に意外だったという意味での「なんと」。まぁ確かに、リアル百合花視点ってこれまであったっけ?魔法使い男ルートであったようななかったような、その程度だと思うので、確かに舞台裏と呼ぶには相応しい。
そして、ようやくこのアナザーストーリーの意図が分かった。そうですよね、そうしますよね。そりゃそうですよね!
ようやく、ようやく、リアル百合花視点の、王子様(アリス/アリステア)との出会い・交流の物語が繰り広げられたのですから!!
これまで、ギャルゲーでしたからね、ぶっちゃけ!男の子視点で、男の子の悩みを描きまくってきたからね!
ようやくヒロイン視点で、名言「僕は好きだよ。君の…」も「三時のおやつ程度には」も「君は本当に困った構ったちゃんだな」も聞けたっていう。最後のは趣味で入れました。

いやーしかし、リアル百合花視点で見ても、リアルオオカミはいいですねぇ。百合花も言ってます。

 百合花「私、オオカミ君のこと誤解してた。オオカミ君って良い人だね」
 オオカミ「そうそう! 俺って良い人なんです。惚れた?」
 百合花「てっきり、ノリも軽ければ頭も軽い、軽率で軽薄で浮ついた男の人
    だとばかり思ってたけど……」
 オオカミ「ちょっと馬鹿にしすぎじゃ?」


クソワロタ
あと声優さん上手いなぁ。

あとこれはどうでもいいことですが、句点の後はスペース入れないんだっけ…。エクスクラメーションマークの後はスペース空いてるけど。上で舞い上がってた私は一体………。


 百合花「ごめん! 待った?」
 アリステア「……いえ、別に」
 アリステア「…………」
突然、彼が私を真っ直ぐに見た。
 百合花「?」
 アリステア「僕は……」
 アリステア「僕は好きだよ。君の宝石の様な眼も、ふわふわとした柔らかな髪も。
      ……全部、君が君である証だ」

 
出たーーーーー唐突な鬼殺し文句!!
コイツ本当なんで突然言うんだ!でもここで描写があるってことは!

私は泣きそうになるのをぐっと堪えた。
 「……ありがとう」
そういうのが精一杯だった。


で、で、ですよねーーーー!!!
そうそう、こういうのを待ってた!そりゃそうでしょうよ!あの、好きな人からの、思い出の、百合花を救った、鬼殺し文句が、さっと流せるわけがない!


しっかし……
この後は、まぁいくらリアル百合花のエピソードと言えど?展開は同じわけで?
つまり、どんどんと追い詰められていくアリステアを、ただ見守るしかない百合花。というか魔法使い男を受け入れたのはどうかなとやはり思ってしまう。

そして、魔法使い男とアリステアの、鏡の中の初対面シーン後。錯乱し百合花に縋るように語るアリステア。

 アリステア「僕が僕でないと思っている誰かの方が本当の僕なのかも知れない」
 百合花「……私は貴方の味方だよ。例え、貴方自身が否定しても私は貴方を
    肯定する」
 百合花「私は貴方を愛しているの」
どんな貴方に出会っても必ず好きになれる。
貴方の全てを心から愛している。


うーーーん。
まぁ、シナリオというかキャラ設定的に、そうでないと色々と破綻しますからね。
でも、やっぱり、それってどうなのって思いますね。それって、アリステアという人格を愛していないのと同義ではないの?って。
ていうかお母さんかよ。

あ。やば。
終わった。


終わったぞ。


そ。そっかー…。
もう一つ、別エンドがあると思い込んでましたが、なかったかー、そうかー。


なるほどねー…。


これは、王子様を救うおとぎ話。

お姫様が王子様を救うも、王子様達全員を救い終わったお姫様が役目を終え、淋しくて泣いているところを、本当の王子様が救うおとぎ話、ですね。
やっぱり、お姫様の物語なんでしょうね。
だからこそ、脇役である、本当の王子様ではなくなってしまったアリステアと、お姫様ではない百合花にとっては、完全なハッピーエンドではない。
あと魔法使い男もちょっと微妙。
そういうこと言うなら、夢の中でそれぞれの百合花とイチャラブやってる他人格達も、それが夢の中だって分かっていて受け入れているわけで、お前ら本当にそれでいいのかと思わなくもない。夢の中の百合花が自分の理想なんだろうけど、でも現実じゃないってのをどう割り切っているのか。「おかげで傷が癒えたわーこれで思い残すことはないわー」って言いながら成仏・消失していったりはしないんでしょうけど、頭の中にあんだけたくさんの人格抱いて、これからどうするんだろうと思わなくもない。アリステアはそれぞれの人格を尊重するという道を選んだようですが、うーん。

あー、最後に、アリスと分かれないアリステアと百合花に再会してほしかったなー…。
ファンディスクへお預け、なんですかね?これがトゥルーエンドってことでしょうし、そんなことしないか。
人格を無理に統合させなかったのは、それぞれの人格へのライターからの愛情と愛着が感じられますね。

誰に焦点をあてるかってことでしょうか。アリステアは、エピローグでは主人公でしたが、全体を通してみれば主人公ではありません。では主人公は誰かというと、百合花(第七)だと思います。ただ、第七百合花は6人、いや7人いるんですよね。そして、その7人それぞれに、ヒロインならぬ王子様達がいる。彼らもまた、主人公に匹敵する存在でしょう。これら7ペアの幸せを追求するのであれば、物語もこのような結末を迎えるのは自然なのかもしれません。特にアリスは、少なくとも闇の中、鏡の世界では一人格として存在していたようですし、アリス≒アリステアとはいかないのでしょう。最初は、アリスはアリステアの一部だったのでしょうが、アリスを除くアリステア人格が闇に呑まれることで、アリスと(アリス部分を除いた)新アリステアに分かれた、という解釈が妥当なのだと思います。
8つの人格をポーン(駒)とするのであれば、私は、言うならば駒の操作者、チェス盤の外の存在である元アリステアとリアル百合花のハッピーエンドを期待していましたが、この物語がポーン(駒)達の物語であるのであれば、チェス盤の外についての描写が弱いのはやむを得ないことなのでしょう。私がちょっとアリステアに感情移入してしまったが故の弊害といったところか。


さて、ようやくすべての物語が終わりを迎えました。
今の気分というと、ここまでの怒涛のセクハラとは無縁の、なんともしんみりとした気分でしょうか。上で長々と語ってきたように、恐らくポーン達にとってのハッピーエンドではあるのでしょうが。一方で私は、彼ら8人格、特に百合花を除く7人格に対して、儚さと憐れみを感じているというのが正直な感想です。
彼らにとっては大きなお世話なのでしょうが、それが私にとっての物語の余韻です。
そして、アリステアとリアル百合花の今後の幸を願うような気持ちでしょうか。特にアリステア。
うん。
感想は、とりあえずそんなところですね。
作品評価については、別途レビューを書こうと思います。まさに誰得&余計なお世話でしょうが、ここまでプレイ日記に時間割いて(多分過去最高に時間かかった)レビューの一つもしないのは私個人として収まりがつかないので。つまり私得。


ではでは、本当に長々と書きなぐって参りましたし、不快な描写・記述も多々あったとは思います。お詫びと、お付き合いへの感謝を述べ、終わりとさせていただきます。



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