智代アフター ~It’s a Wonderful Life~

(2006/03/03執筆 2006/04/26追記)




色々びっくりした。

う~~~ん・・・


私、ゲーム開始するとまず最初にするのがコンフィグいじることなのですが、そのコンフィグいじり中に事件は起こった。

「何・・・この良質音楽・・・!?」

最近I'veサウンドばかり延々聴いていたからでしょうか。シンプルながらも美しくしっとりとした楽曲陣がストライクゾーンど真ん中。
「折戸神!!!」とか初めて思いましたからね。


ところがどっこい。
compose:Jun Maeda
いや仰天した。どこかで納得しつつも、本気でびっくりした。
楽曲の半分近くが麻枝さん作曲なんだよな。
もちろん、私が最も気に入ったタイトル曲「Hope」も。
正直、この作品やるまで麻枝氏侮ってました。AIRで私がツボった部分は鈴元さん(サブライター)の書いたところだと思ってました。CLANNADの、どこかパンチ不足なのも、彼のパンチが足りないせいだと思ってました。
いやびっくり。
もう、脱帽。シナリオの面白さもそうですし、ギャグの面白さもそうですし、この作曲の腕。
いや、作曲者だけに言及するつもりではなく… あくまで、アレンジの人とか音響の人とか、色々な人達ががんばって作り上げた結果を評価していますが…

まぁともあれ。
前作CLANNADといい今回のアフターといい。
麻枝さん、なんか悟りの境地なんでしょうかね?AIRの頃と比べて随分と熟成したテキストになった気が。

今の気分を一言で言うと、「次の『リトルバスターズ』、断固買います。新品で」。


もうちょっと具体的な話に入りましょう。
今回は、ストーリー展開はともかく、メッセージは前回よりも共感できるものでした。
私には、安易な涙取りというより、智代を通して送りたかったメッセージをより強くするために敢えて朋也を死なせたと思ったのだがな。
逆?
「主人公が死ぬ意外な展開で涙ゲッツ(死語)」から智代のメッセージ生まれたのか?
いや、そんな気もしてしまうのだけどね・・・
まぁいい。できた理由はどうあれ、大きな失点もなく、ラストの湿っぽさもゲームで誤魔化せたし、そもそも麻枝氏の中でもTRUE ENDは智代ではなく渚エンドだと思うので、アナザーストーリーとして私はまぁ満足でした。




それにしても、朋也、渚アフターより智代アフターの方がずっと大人じゃないか…?すっごい落ち着きを感じたのだが。喧嘩するのが違和感感じたくらい。



と、色々書きましたが、今2巡目プレイ中です。
いまだに驚きなのは、鷹文と河奈子の声優さんが同一人物ってことですよね…。

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