大正×対称アリス

(執筆:2017/11/26-12/25)


やー、既にプレイから割と経っているんで、フレッシュなことは書けないのですが、プレイ日記の締りの悪さもまた気持ち悪いもので…。

最後。本当、もう少しなんとかならんかったのでしょうか。構成的に厳しいかなぁ…。
これだけの長編ですから、やっぱり、締めがスカッと終わらないのって、私個人としてはどうも残念なのですよね。あの終わり方で良いという方々には悪いですが。
ひとえにアリステア。Epilogueであれだけアリステアを推すなら、アリステアにとってのハッピーエンドを迎えさせてあげてほしかったというアリステア派の私。全キャラで一番感情移入できたし。
これは、そういうふうに作ってあるんだから、仕方ないですよね。

アリスを別人格として切り離すという発想は、確かに他の人格達と同等の措置なのだからまぁ作品の大枠としてやむを得ないところもあるのでしょうが、やはり私は否と唱えたい。
アリスだけは、他の人格達と違って、アリステア自身が意図的に作り出した、あくまでアリステアの中にある人格じゃないですか。つまり、アリス=アリステアで良いじゃない。これは本当にそう思うし、アリステア真エンドには欠かせない条件なのですよね。
ただ、それをやってしまうと、今度は第七百合花があぶれるという。なんと面倒くさい!
じゃあどうすればいいかって考えましたが、やっぱりこうじゃないかなぁ。アリスエンドとアリステアエンド、アリスエンドは従来どおりで、アリステアエンドは全人格統合!これしかない!みんなアリステアなんや!

でもこれをできない事情が2つ、多分ライターにあったんだと思うのですよね。
一つは、シンデレラ・赤ずきん・かぐや・白雪・グレーテル・魔法使い男を、一つの独立した人格である”攻略対象キャラ”にしてしまったこと!統合しちまったら、それぞれのファンが怒るんですよ多分!
もう一つは、統合してからの真エンドは、某エロゲで既にやられているんですよね!!ライターもきっとご存知のはず。
いやー、大変ですねぇ。あっちを立てるとこっちが立たず。
でもやっぱり、内に7人の人格を抱えるとしても、せめてアリスだけは切り離さないで迎えるアリステアとリアル百合花のエンドが見たかったなぁ。
ちょっと真面目なこと言うと、それがあって初めて、内なる人格達も真に報われるのではないでしょうか。彼ら7人格は、自己の内側たる鏡の国で理想の(仮想の)相手に出会えてたからオッケーやでー、みたいなだけでなく、そうやって自分が表に出ることなく、内に留まることで、主人格たるアリステアが前に進むことができてこそ、真に納得できるのではないかと、少し思うわけですし、その方が作品としても綺麗なんじゃないかなと思うわけです。
特に魔法使い男。
彼は、抜け駆けの罪はあれど、やっぱりなんか気の毒。鏡の国にも入れ込むことができず、現実を知っていながら、仮想と分かっている相手とずっと暮らすという。「火の鳥」の罪人めいている。

こういうあれこれを、本作は解決させなかった。その意図はライターにしか分からないですし、それで是とする声も少なからずあるでしょうが、私にはやっぱり減点。減点というより、あと一歩私の中での高評価に繋がらなかった最大ポイント。返す返す、残念。それに尽きる。
終盤の怒涛の種明かし、終盤アリスの輝きっぷり、リアル百合花とアリステアの、幼い時からの運命的な出会いと関係。そのどれもが、本作を良作へと押し上げているだけに、あと一歩が無かったのが残念。


あれ。もう書くことないぞ。
ここで終わるのもねぇ…。

ただ、普通はこのプレイ後レビューでは各キャラについての感想とか書くのですが、プレイ日記でだいたい書いてしまいましたからね。私のアリステアへの入れ込みは上述のとおりだし。
そうだ、本作で私が最も心奪われた言葉、アリスの
「僕は君の笑顔が……三時のおやつ程度には気に入ってるからな」
これ!
これを、成長したアリステアから百合花に言ってあげてほしい!!そのシーン見たい!見たいぞおおおおおお!!(味皇様風に)


あ、無理だ。これ以上場が持たない。

ここで中嶋あかねさんを召喚します。

中嶋あかねさんについては、リアルタイムプレイ日記等でご紹介してきましたが、当サイトの某エロゲレビューを読んでweb拍手レスで私にこの「大正×対称アリス」をお勧めされてこられた御方です。ホームグラウンドは恐らく乙女ゲーで、多分女性(リアルは知らん。というかこれで男性だったらびっくり)。上で触れた某エロゲというのも、この「大正×対称アリス」と同じものを扱っているという情報だけでプレイされたとか。初エロゲなんじゃない?(しまった、それ聞いておけばよかった。)乙女ゲーもお好きなようですがADV全般お好きなようで、私とは、うみねこ、ひぐらしでプレイ作品が一致しています。逆に言うとそれ以外何も一致しない。しかし、リアルタイムプレイ日記でも何度もコメントを下さったように、こと当サイトに限っては、本作を語る上で欠かせない御方なのです。
そんな御方に、Q&Aにご参加いただいたので、それをご紹介します。

なお、こちらが出題したのは以下の12問。

Q1: アドベンチャーゲームは、乙女ゲー、その他ジャンル、それぞれこれまでにどの程度プレイされましたか?
Q2: 貴方が乙女ゲーに求めるもの、期待しているものは?
Q3: 本作プレイのきっかけは?
Q4: 本作初プレイ中の感想は?序盤(Epsode1)、中盤(Episode2,3あたり)、終盤(Epilogueあたり)。
Q6: 本作を再プレイはしましたか?したのであれば、初巡を含めて計何巡?
Q7: 貴方にとって本作の一番の魅力は何だと思いますか?
Q8: 本作をネタバレ無しで他人にお勧めするとしたら、何と言って勧めますか?
Q9: 好きなキャラを3人挙げるなら?またその理由は?
Q10: 一番好きなシナリオは誰のシナリオ?またその理由は?
Q11: 一番印象に残っているシーンは?
Q12: 一番印象に残っている台詞は?
Q13: 当サイトのプレイ日記について自由にコメントして下さい。(ぜひ率直に!)
Q14: その他、何かあればどうぞ。

質問項目を作るにあたっての私の関心は、「まず、この中嶋あかねさんって、乙女ゲーマーなのは分かるけどもう少しツッコむと何者?」「そういう人が本作をプレイするとどういう感じだったのか」。
あと、プレイ後用レビューのネタにならんかなということ。てことで、一部問題については、誰に聞かれてるわけでもないのに私も便乗で回答しています。
ではいってみましょう。


Q1: アドベンチャーゲームは、乙女ゲー、その他ジャンル、それぞれこれまでにどの 程度プレイされましたか?

A1: アドベンチャーってたしかADVでいいんでしたっけ?…推理モノもADVですよね …。
んー…小学生くらいの時、姉のプレイを見てて気が付いたら自分もプレイしてい た。
乙女ゲーは友人に「アンジェリーク」を本体ごと(押しつけられるように)貸して もらった時から。
RPGやらアクション系は6~7才の時にいとこのお兄ちゃんに教えられて。


『アンジェリーク』は、1994年9月23日に光栄(現・コーエーテクモゲームス)から発売された女性向け恋愛シミュレーションゲーム、及び作中のヒロイン名(wikipedia)。
初っ端からかっ飛ばして下さいます、あかねさん。いやまておちつけ、
アンジェリーク 2002年3月21日発売。ゲームボーイアドバンス用ソフト。ゲーム内容はスーパーファミコン版と同じだが音声付。コーエーより発売。(wikipedia)
こっちかも知れんし、無印ではないかも知れん。
まぁともあれ、「(押し付けられるように)貸してもらった」あたりから、ご友人のお人柄が伺えて大変結構ですね。私も昔よくやったわ。まぁ、ご友人の布教活動は見事成功したようですが。
しかしアンジェリークかー…。久々に聞いたなぁこの単語…。


Q2: 貴方が乙女ゲーに求めるもの、期待しているものは?

A2: ストーリー=音楽>恋愛。物語がちゃんとしてれば恋愛は犠牲になっても構わない(乙女ゲーの意味)
『サスペンス・ホラー系と乙女ゲーは成立しない』という不文律をいつか打ち破っていただきたい。
「Collar×Malice(カラーマリス)」が比較的サスペンス重視なので良かったです。(音楽は犠牲になったのだ)
ロボ系だと「悠久のティアブレイド -Lost Chronicle-」


音楽は犠牲になったのだ。犠牲の犠牲にな。(便乗)
ていうか「乙女ゲーって恋愛がメインなんだ」っていう、当たり前のような気づきを得ました。いや、私の中では「美男子達からチヤホヤされたい欲」なのかーとか想像していましたから。
ん?「(乙女ゲーの意味)」って書いてあるし、これをマイルドに「恋愛」と称されているという理解で合ってるっぽい?
そうですか、乙女ゲーにはサスペンスやホラー系は無いのですね。一見エロゲと同じで何でもいけそうですけどね。そっか駄目かー。
まぁエロゲも、主人公が大学生とかおっさんとかになると途端に作品数が減るし、売れ筋(需要)という面で仕方ないのですかね。
そういう意味でも、ひぐらし・うみねこはニッチだったのかも知れない。
物語がちゃんとしているのが良いってのは、強く共感しますし、正直、音楽に重きを置いているのにも強く共感するのですよ。
というのも、やっぱり、テキストやシナリオの質という面では、これはあくまで一般論ですが、全国書店に並んでいるようなプロ作家の作品に、エロゲ作品は勝ててないのですよ。でも、エロゲには書物に無い魅力がある。その中でも大きいのが、音楽だと思うのですよね。
これを言うと次は「じゃあ映画観れば?」って話になってくるのですが話が脱線するのでこれくらいで。ともあれ、ジャンルは違えど、作品に求めるものに私と一定の共通項はある。そういう人がお勧めしてきた作品だからこそ、なんとか最後までやりおおせたという面があるのでしょう。
あ、自発的にご紹介された作品名については乙女ゲーマーな皆さんで処理しておいて下さい。


Q3: 本作プレイのきっかけは?

A3: 移植版発売1カ月前まで買おうか悩んでました。
これ→ https://www.youtube.com/watch?v=thRHlPVAd3o (注意!ネタバレど真ん中動画)
を見て、このEDを自分の目で見に行こう!と決めて予約ポチりました。


グランドフィナーレからエンディングテーマ&ムービーに連なる、まぁ推理小説で言うなら最終3ページ辺りに該当するような動画です…。
ただ、世の中にはネタバレ大好き人間もいるということなので、一定の需要はあると思ふ。あかねさんも絶対ネタバレOKタイプだし。
私は逆にネタバレ忌避派なのでこの点では全く合わないしweb拍手コメでもポロポロネタバレして下さるので若干複雑な気持ちでプレイしていましたが、そもそもが超大きなネタバレを食らった状態でプレイ開始していたので、本作に関してはまぁ仕方ないよねというか。ただ、まっさらな状態でプレイしているのとは若干違うのかなぁと思わなくもない。どうだったんだろう。
それはそうと、この動画を聴いて思いましたけど、ED曲結構良いね!OPより好きになった気がする。


Q4: 本作初プレイ中の感想は?序盤(Epsode1)、中盤(Episode2,3あたり)、終盤 (Epilogueあたり)。

A4: EP1シンデレラ→序盤のアリスがただただウザい。シンデレラは後半部は金に群 がる人間をイヤというほど見てきて、拗れたんだろう。百合花の下着姿バッチリシーンがちょっとした 伏線になっていたとは思わなかった。
赤ずきん→犯人あんたやろ?と思いながら進めていたらまさかの初パッドED。
無駄に2周しました。アリスの印象が後半で変わる。
EP2かぐや→私もパッドED地獄(公式)の洗礼を受ける。何故かこの人の前の作品 「死神と少女」を思い出した。
グレーテル→ヤベェ…ヤベェよ…どいつもこいつも、狂ってやがる…!指折りシーンとかは本当にこれは乙女ゲーか?と疑問がわいた。
EP3白雪→序盤のアリスに「え?」となり、進めば進むほどおかんが怖くなっていく…。真相ではおかんの人生が可哀想でならなかった。誰か一人でも相談できる人がいたなら良かった。
オオカミくんと家が近いので、もし知り合いだったら…と思わずにはいられない。
魔法使い→序盤のアリスに「…え?」となり、アリステアin魔法使いの声にヒャアアアアアアとなる。
「夢の中で僕が僕を見ているんです」で、エェェェェェェとなり、最後に細かい部分は解らないけどだいたい解って次だ!次!サクサク行くぞー!と意気込む。
Epilogueアリステア&アリス→EDでアリステアがもっと見たかった。FDでもあんまり出番なくて可哀想過ぎる。
最初にバッドED突入したんで。印象強いです。個人的にはこのパッドEDのその後も見たかったなー…と思ってたりします。


詳細にありがとうございます。
序盤アリスwwwwある意味フィルターですよね。あれで耐えられずプレイやめるなら土台本作は合わないんじゃないですかねぇ。
あれ?なんかエロゲでもそういう作品あったような。「あれを耐えられないならもうやめとけ」的なこと、本サイトでも何回か書いたような記憶があるぞ。車輪か?うーん、思い出せない…。
個人的には、逆パターンも好きですけどね。最初はぬるーく作っておいて、物語中盤で急転直下プレイヤーを阿鼻叫喚に陥れるタイプのやつ。age的な。話が逸れた。
え、赤ずきんで犯人見破っていたんですか?これはなかなか、ミステリ系も嗜まれていますねぇ。私は素直で純心なものですから、初登場シーンから犯人はオオカミでFAでした。
グレーテルでの「これは乙女ゲーか?」あたり、こうは書かれているけど、あかねさんも楽しまれていたのではないかなと推察します。なぜなら私がこういう、ジャンル分からなくなってくるような急展開好きだから。(超展開は別に好きじゃないです)
グレーテルで怯えておられるのを読んで、「あ、私のプレイ中の感想だいぶおかしいんだな」と自己を客観視できました、本当にありがとうございました。
ママンは本当にね。アリステアも込みで、気の毒でならない。アリステアをもっと見たかったというのは既に各所で触れたように全く同意。この辺り、ある意味配分を誤ったところではないかなと思います。そりゃプレイヤーはアリステアに感情移入するし、そうなるとプレイヤーの中での”兄弟”達の立ち位置も微妙になるわっていう。
そして、そうですか、普通にネタバレ一切無しでやっていたら白雪あたりで「あれ?」ってなってくるんですかね。なるほど。


Q6: 本作を再プレイはしましたか?したのであれば、初巡を含めて計何巡?

A6: 実は巡回なし。全部「回想」項目で済ませてます(笑)細かくかつ全部見れるの で、便利。

しまったな、確かに「回想」から見れますからね。それも周回と言えば周回なので、悪問でしたね。
なにげにQ4からQ6に飛んでいますが、別にあかねさんがカットしたのではなく私が番号割り振りを1つ飛ばしていただけですのでお気になさらず。


Q7: 貴方にとって本作の一番の魅力は何だと思いますか?

A7: この病症を題材にしたゲームはいくつかプレイしたことがあるんですが、乙女ゲーで攻略対象全員が一人だった。というのが面白そうだなーと思い、調べてみたら「死神と少女」のライターの方だったのでそうとうクセあるだろうなー…と、警戒しながら読み進めました。

ほら、私なんかこのネタバレ出た時点でやる気割と失せますからね。(話蒸し返し)


Q8: 本作をネタバレ無しで他人にお勧めするとしたら、何と言って勧めますか?

A8: ネタバレなしかー…難しいなー…大半の人がEP1かEP2で挫折しますからね(苦笑)
なので、イケメン共にチヤホヤされるのはもう飽きた!テンプレヒロイン(努力家で一生懸命で女が見ても嫌味じゃなく、素直でかわいい。まぁ…動かしやすいですからね)にも飽き飽きだ!という人に薦めたい。ただし、文章共々クセがあるため投げたくなるが、最後まで見届けてやって欲しい。
ダメそうなら無理強いはしないです。


無理強いしないのは大事ですねぇ(自分の過去の数々の所業を振り返りつつ…。認めたくないものだな(ry)
ていうか大半がEP1,2で挫折するんですか!?そう?そうなの?うーむ、乙女達も意外と根性無いのですな。(エロゲーマーがクソゲ耐性強すぎるだけ問題)
EP1で投げ出すのは主人公が合わないとか作風が合わないとかまだ分かりますが、EP2で投げ出すのは…
あぁでも、言われてみたらEP2がある意味一番投げ出しやすいかも。そう、ネタバレ無しだと!!
物語全体としてのシナリオがじわり動き出す前に、「こんなんがまだ同じように続くのかー」ってなってしまって放り出すパターンか!
ああー。
なんか、まぁ私は割と重度なネタバレ忌避者ですが、そんな私みたいな人に対してでも「シナリオが本当に動き出すのはEP3あたりから」程度のネタバレは不可欠かも知れないですね、布教する上では。
エロゲーマーの聖地「エロゲー批評空間」さんでも、この問題に対応するため、POV「オールクリアに価値あり」ってのがありますし、また「面白くなってきたプレイ時間」っていうのも入力できるのですよね。あまり機能していない気はしますが、意図はまさに、本作とかあとひぐらしとか往年の君望みたいな、中盤以降にアクセルかかる系を序盤で投げ出す人が減るように、ということでしょうし。
それにしても、乙女ゲーのテンプレヒロイン像も知れて興味深かったです。


Q9: 好きなキャラを3人挙げるなら?またその理由は?

Q9: 3人かー…諒士さん、オオカミくん、あとはー…シンデレラさん(後半の)になる のかな?
諒士さん→誰かを好きになったら『普段とは別の顔』になりそう。
オオカミくん→ええ子や…(FDを終えて)典型的乙女ゲーヒロインを与えてあげて下さい。
シンデレラ→だって…この中でと言えばもう消去方でこの人しか残らないじゃないか…。←酷い
いや、好きですよ。普通に。


猟師さんコメから涎すする幻聴が聴こえた。
オオカミ君コメ、まさか直前の設問が伏線になっているとは…!あかねさんも策士ですねぇ。まぁ百合花は色々あかんですね。
しかしオオカミ君、これちょっと成長したら普通にそこそこモテそうだなとふと思いました。
シンデレラさんは、ド王道キャラですからねぇ。
ちなみに私が3人挙げると、アリス、オオカミ、百合花ですかね。次点に猟師さんとアリステアが入る。


Q10: 一番好きなシナリオは誰のシナリオ?またその理由は?

Q10: やっぱりアリス編ですかね。真相は読んでて楽しいですし。

確かに。 アリス編でアリステアと握手!


Q11: 一番印象に残っているシーンは?

Q11: アリス編・赤ずきんの世界
  アリス「あ!あんな所にEカップの水着ギャルがぴょんぴょん飛び跳ねてるー!」
からのオオカミくんがものすごい食いつくシーンです(笑)


そ、そんなところなの・・・・・・?(ゴクリ)

やべ、どうしよ。「私は『三時のおやつの次』辺りですかね」とかいう回答を出せる空気じゃないぞ…。
あ、あと私としては到底忘れることのできないシーンがあります。
それは、白雪編の私の名推理が外れたシーン。
一片の隙もない完璧な推察だったと思うんですけどねぇ………。


Q12: 一番印象に残っている台詞は?

A12: いろいろありますが、アリス編で百合花の「朝食エッグベネディクトでいい?」と言う台詞。
エッグ…ベネディクト…だと…!←高難易度の料理)


これひょっとしてあかねさん解答面倒になってきたんじゃね?(名推理)

ちなみに私は『三時のおやつの次』辺りですかね!あと「君は本当に困った構ったちゃんだな」も入れてやってもいいぞ。(アリス風に)
エッグ・ベネディクトは、私も一度食べてみたいなーと思ってる料理の一つですね。どこ行ったら食べられるんですかね?帝国ホテルとか?


Q13: 当サイトのプレイ日記について自由にコメントして下さい。(ぜひ率直に!)

Q13: きっかけは「対アリ」プレイ記を見るとよく目にする「俺つば」からでした。
いろいろサイト巡りをしているうちに辿りついた晴鍋さまのとても丁寧なプレイ記を読み、同じ題材でありながら、結末が真逆な「対アリ」をプレイしたらこの方はどのような感想を書かれるのだろう?という思いから、(暑苦しいほどに)お勧めしました。
その感想記を読み、人生拓けるは大げさかもしれませんが、そのくらいとても素晴らしいプレイ記を目にする事が出来て、本当に嬉しかったです。やはり男と女じゃ着眼点違いますからね。(白雪編の赤ずきんに対する感想なんて特に。女性プレイヤーは優しいな…けど何しに来たの?しかないんです)
男性向け女性向け、双方に面白い物語がたくさんあるんだということを晴鍋さんのサイトやさまざまなサイトから見ていけるといいな、と、思っております。(ゲーム媒体だけに限らず)
晴鍋さまにはどのような感謝の言葉を述べてよいのか解りませんが、心から感謝の想いをおくります。
プレイお疲れさまでした!本領発揮のエロゲ感想も頑張って下さい。


ちょ、あかん、今度は逆のパターンや! ここは「セクハラのしすぎは命に関わるぞ」とか、そういうので良かったのよ!?
生真面目で礼儀正しい御方だから、こういう感謝状パターンもありそうだなと思ったからわざわざカッコ書きで「ぜひ率直に!」と書いたのに!
しかもここだけえらい長文で。恐れ入ります。
えー。
…いやね、正直お恥ずかしい。おれつばレビューは、そこそこやりこんだ上でレビューも修正した上でのものなので、当サイトの中ではかなり上質な部類に入るなのですよ。あれでも。レビュー自体では、そんなに深い部分には踏み込んではいませんが。
比して対アリは、プレイ日記もレビューも、典型的な「上っ面しか分かってない、にわかのレビュー」なのですよ。分量はすごいけど。ええ、分量はすごいけど。
や、こう書くと「おれつばは分かってるんだぜ」感が出て変ですが、でもあるじゃないですか、「結構この作品については分かった気がする」「なんか全然掴めてないわ自分」っていう感覚。主観ですよ?あくまで主観ですけど、おれつばは前者、対アリは後者なのですよね私の中で。
なので、おれつばレビューみたいなのを本作プレイ日記やレビューやらで期待されていたなら、力不足で申し訳ないと言わざるを得ないのです。いや、期待されてようがされてなかろうが、力不足で申し訳ない。ただまぁ、とりあえず全力は尽くした。あとは、バックボーンの知識量という、一朝一夕には如何ともしがたい問題ですね…。無教養で芸術鑑賞レベルも低い私が対アリみたいな作品を深く読んで理解するというのは、少々役者不足なのですよね。
ただ、役者不足だろうと、一プレイヤーなわけですから、そういう人間がプレイしたらどういう理解、どういう感想になるのか、そういうのを出すというのが、対アリレビューに限らず本サイト基本方針ですので、………
…話が脱線してきたな。
まぁ… でもあかねさんはさすが淑女であらせられて、私がグダグダ書いたこういうのも全部織り込み済みでお楽しみいただけたということですね。
私でなくても、他人がプレイ中にどう感じたかというのは、なかなか聞けませんからね。一定の価値は見出していただけたようで、恐れ入ります。
こちらこそ、下手したらあのプレイ日記あかねさんしか読んでない可能性すらあるのですが、最後までしっかりお付き合いいただいて、ありがとうございます。あの奈須きのこも、「空の境界」第一章以降を、当時たった一人しかいなかった読者のためだけに書いたという逸話がありますからね。
ともあれ、あかねさんも、どうぞ今後ともジャンル問わず様々な物語をご堪能下さい。
エロゲも、一時サブカルチャーの最先端だった時代もあるだけあって、シナリオ系はなかなか層が厚いですよ。ハードなのが多めですが。



・・・・・・・
という感じですかね。
なんか慣れないことしたため、普段のプレイ後用レビューとは全然違う感じになりましたが。
私自分ではよく分かりませんけど、このプレイ後用レビューも、私とあかねさん以外が読んでも「何だこれ」って感じかも知れません。でもまぁ、上でも書いたけど、本作について語る上でこの御方は外せないですからねぇ。いいじゃないか、自分のサイトだもの。プレイ日記だけでなくこのレビューも、ここまで読んで下さったのあかねさん一人ってのもあり得るし。
みんな当サイトのアクセス数が悪いんや。
まぁ、ちゃんと作品に踏み込んだレビューが読みたければ当サイトなんか見てないで「中嶋あかね」でググってPixivでも見てきたらいいよ!!!




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