(かなり昔…2004年?頃執筆)
異色のサイコサスペンス・・・ということで、ばったブランド処女作の本作・・・。
ばったが処女作以降完全に沈黙してしまったのは何故でしょうね・・?(涙
けっこう・・・気に入ってます。この作品は。
まず、晴鍋には最初、夢の世界と現実世界の区別が全然つきませんでしたから。
おそらく、それが製作者側の狙いなんでしょうね。
おかげで、義姉のはずのあやねが妹として出てくるわ、出てきたと思ったら翌日は出てこないわ、でだいぶ悩まされました。
バッドエンドばかりいくし(笑
そのおかげで、シナリオもだいぶ興味を持って読めました。
シナリオですが、これは正直、素人に毛の生えたような文章でしたね。
それでも、シナリオを「面白い」と感じたのは、何か光るものがあるからでしょうか?お話の展開がよかったからでしょうか。
けど、この作品で最もよかった・・・買う動機ともなりましたが・・・は、なんといっても、
その、個性的で愛らしいCGでした。
絵描きさん、他の作品もてがけてないかと調べてみましたが、本作だけでした。
これは、非常に残念です。
こんなに、愛くるしくもどこか色っぽい絵をお描きになるのにね。
あと、音楽。これも、最高とはいかないまでも、本作の雰囲気によく合った、
優しく儚いメロディだったと思います。
まず、「なかない猫」がツボです。クラシック調の美しい旋律が素敵です。
主題歌もまぁまぁ。
その他の曲も、好感度高いのが多いですね。
まぁ要は、絵と音楽とが、及第点ギリギリのシナリオをよく盛り上げてたな、と。
シナリオといえば・・・
いや、けっこうグロかったですね。この程度のグロさならOKなんで問題ないんですが、
それでも、いい線いってたと思います。ステキにグロい。(謎
気分じゃない時にバッドのCG回収とかするもんじゃないですね。
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