車輪の国、悠久の少年少女(プレイ前用)

車輪の国、悠久の少年少女

(執筆:2007/11/20)



メーカー
あかべぇそふとつぅ
(「車輪の国、向日葵の少女」が口コミで人気となり、一躍有名に。看板絵師とライターがいる。)



属性
発売時期:2007年1月
ジャンル:ADV・VN
用途:ファンディスク・読み物
舞台:「向日葵の少女」と同じ
顕著な属性:無
プレイのきっかけ:「向日葵の少女」の大ファンなので。(プレイ前の期待得点…7点)



テキスト:7
あらすじ:法月将臣の過去。各ヒロインと結ばれた後のアフターストーリー。
     南雲えりが最終試験に遅刻した理由。

プレイの順番は、
さち→なっちゃん→お姉ちゃん→法月→えり→灯花
です。
最初のさちで絶望した!るーすぼーい(ライター)に絶望した!ひどいひどいと聞いてはいたが、ここまで酷いとは知らなんだ!なっちゃん編もお姉ちゃん編も間延びばかりで、良い面よりも悪い面の方が目につきました。
で、真打、法月先生の過去。
面白い面白いとは聞いてはいたが、確かにこれは面白い。SF小説日本編並に面白い。他のルートもそうですが、これが特にしっかり「車輪」してますね。新要素(名言・名展開)はないけど、完成度の高い「車輪の国、向日葵の少女」を綺麗に再現しています。何より、不覚にも目から汁が出てしまいました。「向日葵の少女」では一回も出なかったのに。
えり編は、まぁ普通。
灯花は、相変わらず可愛かったです。あ、私灯花大好きなんで、灯花については主観3割増しだと思って下さい。

各ルートに得点付けるなら
さち:2
なっちゃん:3
お姉ちゃん:2
法月:8
えり:4
灯花:3
です。キャラの可愛さは除外、テキストの質で。



ゲーム性:3
ないよーっ。

(ほぼ一本道です。)



実用性:6
各ヒロインとの愛に溢れたHシーン。各ヒロインルートは、「もし健一がそのヒロインを選んでいたら、そのヒロインエンドを迎えていたら」というIF世界であり、それぞれが独立して存在します。よって、どのルートでも、「そのヒロインを健一が選んだ」ことになってるので、Hシーンも愛に溢れまくり。例えば「向日葵の少女」のさちとのHシーンとか、さちと正式にそういう関係になっているか微妙なラインでのHシーンでしたが、今回は「恋人同士」でのHシーンなので若干…
いや、あまり変わらないかも知れない。相変わらずな気もする。何が目新しいかと言うと、お姉ちゃんの足コキと京子さん(!)とまな(!!)くらいではないか…。

けれど高評価なのは、灯花が可愛すぎるからです。あしからず。



音楽:6
「向日葵の少女」の曲を引き続き使っているのと、アレンジ曲が何曲か追加されてました。どれも良かったですが、やはり原曲が一番いいですね。

ボーカル曲:2曲(OP・ED)



キャラ:6
法月編の新ヒロイン(と悪役)は、あまり、萌えるとかいう感じじゃないですね。良いキャラだと思いますが。
えりも、えり自身が主人公なのであまり可愛いとかそういう感じではありません。どちらかというとクールな感じです。

ヒロイン編は…もはや説明するまでもないでしょう。皆相変わらずです。敢えて言うなら「かっこいいお姉ちゃん」は鳴りを静めてます。お姉ちゃんはひたすらワケの分からないテンションです。
他のヒロイン達は… そうですね、やっぱり、皆集まってる時が一番楽しいですね。キャラ立ちも際立つし。特にさちなんかそう思いました。なっちゃんもそうかな。あ、灯花はそんなことないです。二人きりでもかわいい。惚れ直しました。これぞファンディスク!



声:男女
法月編で出てくる特別高等人、法月アリィですが、絵と声が合ってないと思います。けれどこれは多分、声が合ってないんじゃなくて絵がキャラと声に合ってないんじゃないかな。有葉さんの絵では見た目ちょっと若すぎる(炉利にすら見える)んですよね。
樋口三郎は、本当に良い声ですね。キャラにぴったりですし上手いし。
その他は相変わらず。灯花のデレ声は相変わらず神がかってますし(声優さんGJ過ぎる)、お姉ちゃんの声を聴いて中の人にドキドキするのもプレイヤーの自由でしょう。
残念ながらブルータスネタはもう出てきません。



時間:4
時間自体は、それなりのボリュームあると思います。各ヒロイン編、それぞれ、展開の割に量は多いです。量は、ね。



雑記
システムは特に変わらず。
演出もお馴染みの感じ。
えり編のみ、異色のVN形式。画面背景が一枚絵CGで、テキストがその上を全面に渡って出る形式。つまり、普通のADVみたいに「背景+立ち絵」ってのが一切無いのですね。

あと、これまでに書いてきたコンテンツ全てプレイ完了すると、少しだけおまけが。
そして、ゲームディスクを開くとシステムボイスフォルダがあり、6人×5種類のシステムボイスが入手できるおまけつきです。6人の内訳は、アリイ・とっつぁん・メインヒロイン4名。5種類の内訳は、エラー・メール受信・起動・終了・目覚まし。あくまで私個人の主観ですが使えない度100%です。



お勧め度:7
当たり前ですが、車輪好きであることを前提での点数です。
車輪の世界にもう少し浸りたいならやっとけ、と。法月編を。こちらは鉄板です。ファンディスクとして最高級の出来でしょう。さらに、本編の補完でもある。
あとは、灯花好きならやっとけと。ファンディスクとして最高級の出来でしょう。あと、えりちゃん好きもとりあえず押さえておけばどうかと。意外と良いです。というか、私は最後の終わり方、好きですね〜。味な真似を…という感じです。
その他のヒロイン編は、時間あればやればいいんじゃないかなぁという感じです。特にさち編は、さち好きじゃないならセーブデータあててHシーンだけ見ておけばいいかと。んで、最後に追加されるプラス1を見逃さないように。

まぁ全体的に、締まってるところは締まってますが、結構グダグダのところも多いのです。多分ライターに求められたノルマ量が「ハッピーエンド後のいちゃいちゃ」を描くには長すぎたのでしょうね。確かに難しいお題だとは思いますが、それにしても…。

いや、はっきり言いましょう。るーすぼーいも灯花大好きでしょう。灯花編だけなんでこんなに質低下してないの?さち編とか超やっつけ仕事じゃん!(さち風に) なっちゃん編は苦し紛れ感濃厚だしお姉ちゃん編は水増し酷いし。

とはいえ、まぁ、トータルで「お勧めかお勧めでないか」と聞かれれば、お勧めと言いたくなります。当たり外れが大きいのですが、やはりこの業界、良い方に目を向けなければやってられませんからね。
前作の音楽好きな人には初回版でサントラも付いてくるので悪くないかと。若干点数が甘い気もしますが、「車輪ファン」向けですのでこんなものでしょう。




気に入り度:6
G線、延期続きですし、A profile、車輪ときて、るーすぼーいもいい加減ネタ切れではないかと心配しているのです。私はA profileは未プレイですが(ネタバレだけ食らった…)、車輪は本当に非常に秀作だと思うのです。だからこそ、次回作が心配。るーす、苦戦しているんじゃないかなぁ…。
この思いは、さち編をプレイしてさらに強くなりました。いかん、これは酷い、と。
けれど、法月編をプレイして 灯花とのHシーンを見て思いを改めました!るーすすげー!恥ずかしげもなくこんなこと灯花に言わせるるーすやっぱすげー!

私、「主人公とヒロインとのらぶらぶしたシーン」ってのが苦手なのです。当サイトのレビュー一覧をご覧下されば分かるでしょうが、いわゆる萌えゲーとか擬似恋愛ゲーってのは基本スルーなんですよね。たまにプレイしたくなる時もありますが、そういう時でも、そういうシーンをモニターごしに眺めてる自分が無性に切なくなります。ヘタに生々しいHシーンなんか読んでると、悶絶してしまいます。それを実用に使うなんてとんでもない!そういうレベルです。


灯花とのベッドシーンは、悶絶しながら音声全部聞いてました。





(この作品については、プレイ後レビューでも触れております。)



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