戦乙女ヴァルキリー 「あなたに全てを捧げます」

(2005/03/13執筆 2006/07/29加筆修正 2007/12/01微修正)
メーカー
LUNE
(エロい方のエロゲー作りで定評ある会社です。)



属性
ADV
ジャンル:調教ADV
用途:実用
舞台:神族と魔物が戦う人間界
顕著な属性:堕ち,イキまくり



テキスト:5
神族の世界へ侵攻するため、捕らえたヴァルキリー(神族の強さの象徴)を調教。
ストーリーに感動やその他を求めてはいけません。エロさだけは求めても決してがっかりしません。
エロさをひたすら追求したシナリオとなっております。まぁ、無いと思っていいでしょう。

テキストの方は、普通に読めば至って平板なものでしょう。エロいけど。
ただ、隠れた魅力というか見所があります。



ゲーム性:3
ヴァルキリーの調教,アイテムの作製,神界への侵攻の3要素をバランスよく進めていくことで物語は進みます。
エロ過ぎてゲームとして楽しめません。後述。



実用性:9
主な相手は4人いますので、飽きが来ないです。
特にメインヒロインであるヴァルキリーは、骨の髄までしゃぶれる…というか骨の髄までしゃぶらされます。
パッケージを見てこの絵ならいけると思われたなら、決して不満足はありえないでしょう。
ただし、比較的ノーマルなものばかりですので、アブノーマルプレイ好きは対象外とお考えください。一シーンほど触手ものがありますが、それだけです。調教ゲーというより堕としゲー。よって調教もの定番アイテムである鞭や縄、三角木馬といったものは一切出てきません。あくまで様々な性交渉で性の悦びを教えて堕とすという展開です。
よって、ノーマル系では、ありとあらゆることをやっている感があります。
調教レベルが低いうちはオーソドックスなことしかできず、ヴァルキリーの反応もいまいちですが、レベルが上がるにつれプレイ内容もヴァルキリーも色々な意味でえらいことになってきます。
羞恥プレイあり、輪姦有り、娼婦プレイあり、公衆便所(客から顔見えず)あり。どれもこれも似たような結末にしかならないのですが。(ヴァルキリーがイく)

と、これだけでは単調になってきて飽きもくるというものですが、その辺りは脇役であるサブヒロイン達が完成した大人の魅力といやがる炉利をねじ伏せる魅力で迫ってきますので、何かを休ませる暇もありません。



音楽:4
悪くないです。その場面に合った音楽です。
無駄に主題歌入れたりせずに最低限のコストで最大限のパフォーマンスって感じでしょうか。
というわけでもちろん、「良く」はありません。ひたすらバックミュージックに徹してます。



キャラ:5
 主人公:名前変更可,冷徹な人間と悪魔のハーフ。当然絶倫。ヒトを超えてます。
たまに人間らしい一面も見せたり。
 ヴァルキリー:誇り高い戦乙女です。性格はまぁ、戦う女神様って感じでしょうか。
 フレイア:ヴァルキリーより前に主人公に捕まった、ヴァルキリーより格上の女神です。
      すでに調教済みなやや熟女キャラです。
スクルド:どっかで聞いたような名前ですね。ロリ担当です。ヴァルキリー大好き後輩です。
フェンリル:悪魔のエリート。ヴァン○イア○イバー… …いえ、RUNEにはよくあることですね。
      いつも主人公とは仲が悪いが実は主人公のことを…というキャラです。  


声:女
ヴァルキリー:必殺仕事人です。
フレイア:善戦してました。エロエロです。
スクルド:良いのですが、メインの残り2人(特に↑)が凄すぎてしょぼく聞こえる不思議。
フェンリル:キャラがキャラだけに何だか悪くない気もしてきます。

メインはヴァルキリーですし、この方が大奮闘しているのですからまぁ良しでしょうね。



時間:6
フルボイスエロゲーとしてはもう十分すぎる時間でしょう。



雑記
ディスクレスプレイ可能です。
難点があるとすれば、回想シーンが細切れにされすぎており、それを組み合わせて自分のお好みの回想シーンをつくれるのですが、そのばらばらの素材が何が何やら分からず組み合わせにも骨が折れました。
さらに、こんなの初めて見ましたが、設定の欄で「スクランブル」機能というのがあり、有事の際は右クリックするだけで全然違う画面を映し出せます。これで自宅ユーザーも安心。ネタとしても十分です。
ちなみにこのバカな機能を使ってみたかった当時の私は、スクランブル画像にアイドルの水着画像を登録してしまい、ナンセンスの極みでした。





お勧め度:8
エロ目的なら十分にお勧めできます。中にはこの絵は受け付けないって方もおられるようですので、一応それだけは見ておきましょう。まぁ大丈夫だと思うんですけど…。
ストーリーや背景シナリオに則った、シチュエーション的エロさ重視の方には不向きです。「戦乙女=何だか知らないけど清く強く気高い者」くらいの認識で十分です。それよりは、具体的なシーンの数々に興奮できます。
理由として、何と言っても差分の多さが挙げられるでしょう。一つのHシーン(どこまでを一つとするかもプレイヤー次第ですが)の中で何回CGが変わったか数え切れません。紙芝居は紙芝居ですが、すこぶるよく出来た紙芝居。もう一点、カメラアングル(というのかな)が非常に良いと思います。特にフェラ。フェラ好きとしては大満足の出来かと。

ともあれ、2004年で1,2を争う「エロ」ゲーでした。2006年現在でも、これを明らかに「越えた」といえるエロゲーは数少ないと思われます。






気に入り度:8
持ってる作品の中でも特によくお世話になりました。エロゲが本当に実用的だと知った初の作品かも知れない。

ただ、最近はどうも、エロとは違う部分に興味が湧いてしまい、一粒で二度美味しい感があります。その辺については、プレイ前に何のことか知るのはやめておいた方がいいと思います。普通にプレイできなくなります。プレイ後日記で簡単に書いておきますので、プレイ後によろしければご覧下さい。






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