プレミアムプレイ ダークネス(プレイ前用)

プレミアムプレイ ダークネス

(執筆:2013/3/20)

メーカー

イリュージョン
(3Dエロゲブランドの筆頭。前作の騒動は軽く社会問題にまで発展した気がする)

属性

発売時期:2013年1月
ジャンル:3D素材集+α
用途:実用、3D素材遊び
舞台:現代の街、たまにファンタジー
顕著な性属性:異種姦
プレイのきっかけ:前作の大ファンだから!!!(プレイ前の期待得点…7点)
プレイ進捗状況:プレイ時間3時間くらいで放り投げた

テキスト:2

あらすじ:主人公(男)が恋人と夜道を歩いていると、謎の男達に襲われる。絶体絶命のピンチ、しかしどこからともなく謎の若い女性が現れ、主人公達を救出する。そしてその事件をきっかけに、主人公達は超常的な闘いの中へと巻き込まれていくのであった…

↑ どうすんだよこれ…


まずはじめに、イリュージョンの肩を持つところから。
いいですか、シナリオがカスなのはイリュージョンだけが悪いわけでない!むしろイリュージョンは被害者でもあるのです!!

皆さんご存知の「プレイ」シリーズ前作(諸般の事情によりタイトル記載は避けさせていただきます)は、最低限のシナリオながら、すこぶるシンプルかつユーザーのニーズに合致した方向性のシナリオでした。
しかし前作みたいなシナリオにすると、またイクオリティなんちゃらとかいう団体とか色々イチャモンつけてくるわけですよ。完全に「やらかしちゃって」「業界全体を萎縮させた」きっかけですからね、イリュージョンさんは。この辺りの表現には最大限気を遣っていても、それはもう無理のないこと…。そんな姿勢を「もっと過激にやれや!」なんて、誰も言えないのです…。
本作のようなダーク系作品を作る上でまず押さえておかないといけなかったのは、退路の確保!つまり、本作はあくまで素材集であって、その素材というのも別に反社会的な云々ではなく、あくまでただのSF系ファンタジー素材であると!ほら、見てこのシナリオ!どう見てもただのSFファンタジーでしょ?いたって平凡な勧善懲悪系でしょ?レゴブロックのコンセプトもの(海賊シリーズとかお城シリーズとか宇宙シリーズとか)と一緒!マニュアル通りに遊ぶこともできるけど、もちろんユーザーの創意に任せることも出来るのですよー。

これが限界っ・・・!イリュージョンの、最大限の努力・・・!!


その結果、シナリオは普段にも増して「イリュージョンクオリティ」なわけですが、 もう、どうせ作り手もやる気なかったでしょうし、それを咎める気にもなれない・・・。


本音を言えば、もっと普通の直裁的な2Dの陵辱系エロゲみたいなシナリオにして欲しかったですよ。しかし、こと3Dで一度目つけられたブランドとしては、これがぎりぎりのラインだと判断されたのでしょう。痛みに耐えてよく頑張った。
しかしそういう大人の事情は事情としても、うちはレビューサイトですのでレビューさせていただきます。シナリオはクソです。


ゲーム性:3

はじめに結論。ゲーム性は、無いと思って良いと思います。


まず、キャラメイクがかなり自由度高めに出来ます。見た目だけですけどね。声は6種類とかなり乏しいですが。それに加えて、ここ最近イリュージョンがよくやっているように、3D素材を組み合わせて好きなカメラアングルから画像が撮影できる「プレミアムスタジオ」。これも素材がわりと豊富なので、思い思いの画像を作成出来るでしょう。

前半はともかく、後半を喜んで堪能できる人って、割と少数派だと思うのですけどね…。
このプレミアムスタジオで何かを作る際の、モチベの維持の仕方が分からない。抜き目的としたら面倒くさすぎて修羅の道ですし、その他の用途も「その時間をもっと他のことに…」としか思えない。


実用性:4

泣けるくらい使えないぞ、どうすんだこれ・・・・・・。

発売前に公式サイト見てる限り、これでスベるとかあり得ないと思ってましたよ。正直。
和姦強姦の両方を取り揃え、シナリオもあるけどフリーモードもあり、さらにキャラメイクもユーザーの思いのまま!前作を超えすぎて涙が出る!イリュージョン復活!!帰ってきた!!イリュージョンが帰ってきた!!
と、発売前からのハイテンションは、プレイ開始数十分でしわくちゃの風船のようにしぼみました。

まずシナリオについては、上述のようにカスでした。何だこれってレベル。感情移入どころか、無い方がまだマシではないかと思ってしまうレベル。
しかしまだ大丈夫。キャラメイク出来る。
うん、キャラメイクについては、「適当に作ってたら不細工にしかならない」という弊害を除けば、まだ許せる範囲でしょう。コスチュームのバリエーションもいつもどおり割と豊富だし(ただ、もっと頑張れたんじゃないかなとは思う)。
問題は、Hシーン。

プレイヤーは、まず、★1?★5それぞれに割り当てるプレイ(数十種類ある)を1つずつ選択します。
★は女の子の興奮度合いを表していて、例えば同じ手コキでも★が増えるほど荒い喘ぎ声を出しながらするという塩梅です。
駄目な点は、「ブツ切り」「素材感はんぱない」、この2点に尽きるでしょう。
まずこの★システム。なんでジグソーパズルみたいに細切れになってんの?なんで★ランク1つにつき1シーンずつしか選べないの?
そしてなにより、ブツ切りが酷い。同じ場所なのに、プレイからプレイに移行する際、いちいちフェードアウトしてフェードインしたらもう次の体勢になってる。「このプレイをして、続いてこのプレイ」という印象0。「プレイAを再生。続いてプレイBを再生」という印象。回想モードで別のシーンを開いてるのと全く同じ感触と言えば分かりが良いか。
それだけならまだしも、さらにひどいのは、同じプレイでも、手コキなら手コキ、騎乗位なら騎乗位と、それぞれ2種類ずつモーションが用意されてるのですけど、そのモーション変更もフェードアウト/イン処理。流れもクソもあったもんじゃない。言うまでもなく、そしてこれが一番萎えたのだけど、発射時もこのブツ切り処理が入ります!つまり、たとえばフェラシーンで、発射ボタンを押すと画面が切り変わって、口やら顔やらに出している最中の映像になる。「なんで今暗転したの」っていう気持ちでいっぱいになる。

3Dゲームって、キャラがただでさえお人形さんチックなんだから、生き生きとした挙動には最大限の配慮が欲しいのですよ。こんなブツ切りだと、どんな組み合わせをしても、素材の羅列でしかない。
とにかく、ブツ切り、ブツ切り、ブツ切り!これまでの作品では、プレイを変えようとすると、キャラ達がなめらかに動いて、自然に次のプレイへと移行したものです。そして、たとえば1回でも外に出せばそれ移行のプレイでもその場所には精液が付いたままですし、中に出したら抜いた時には液があふれてくるし、複数回中に出したらあふれる液の量も多かったりする。時空間的な連続が感じられ、「これをやって、これもして、さらにこれもして!!」という積み重ねの愉悦があるのですよ。
まさか、過去作のどこが良かったかの解説をする羽目になるとは、本当に夢にも思わなかった。これくらいのことは、当たり前にしてくれる。それがイリュージョンだと信頼していた。シナリオが多少カスかろうと、笑って流せるレベルのHシーンクオリティを発揮してくれる。それがイリュージョンだった。

本当に、どうしてこうなってしまったのか。こればっかりは、表現規制云々で説明出来るようなことではないはず。声パターンやHシーンのバリエーションが多すぎるなら、もっと減らしてでも守るべき部分ではなかったのか。

あと細かいことですが、射精する時は射精ボタンを押せばいいというシステム、私はあまり好きじゃないな…。前作などのように、激しくやっていると次第に男も興奮して、最後は果てるというタイプの方がリアリティがあって良い。ヒロインと一緒にいかせようと思うとある程度マウス操作を調節したりが必要だとちょっとした達成感("自分が"イカせたという感覚)を味わえるし、あるいはMな人なんかだと、「自分が動いてなくてもヒロインが勝手に腰振ったりするせいで否応なく発射させられるボク」とかいう楽しみ方も出来たり、夢が広がりますよね。ボタン1つポチっと押すことで主人公が発射したりヒロインがイッたりって、もう本当に、玩具のロボット以下というか、バカバカしい気分にしかならない。ボタン一つで発射ということは、裏を返せばボタン押さない限り男も女も機械的に同じ動作を続けるだけってことで(せめてこの辺を解消してればまだマシだったか、いや・・・)、そりゃそれを眺めてる(「プレイしてる」とはお世辞にも言えない)ユーザーもさめたドラえもんのび太のAAみたいな顔になりますよ。
イリュージョンの実用ゲーってのは、良い歳した男が左手で息子をこすりながら右手で必死にマウスがちゃがちゃ揺すって快楽を突き詰める、そんな傍目滑稽な姿がいいんじゃねーか。素人はすっこんでろ。
異論もあるでしょうが、私はそう思います。

音楽:3

流れてましたっけ。覚えてないわ。

ボーカル曲:無

キャラ:2

省略させて下さい。語る気にもならん。

声:男女

素材の声は6パターンの声。正統派美少女、姉御肌、大人な女性、ロリっぽい声、など。
問題は、あまりに数が少ないことですね。3D素材は大量にあるのに、声がこれだけしかないから、実際に作ってしっくりくるキャラってのはかなり幅が狭められる。妄想が捗りません。
声自体に文句はありません。敢えて言うなら、声優の無駄遣いです。

時間:2

私は割と速攻でプレイをやめた。ざっと3時間程度か。
高い買い物でした。

その他

実用性項でちゃんと触れませんでしたが、プレイを進めて条件を満たすと、ノーマルフリーモード に加えて、ダークフリーモードが追加されます。そこでは、モンスターやファンタジー系の薄い本で常連の亜人さんとかが出てきて、ヒロインを嬲ってくれます。これはなかなか良かったですね。良質なおまけと言えるでしょう。これが一番使えたって人もそれなりにいるんじゃないですかね。裏を返せばこれ以外お話にならなかったということでもありそうですが。
あ、おことわりしておきますが言うまでもなくこのダークフリーモードも絶賛ブツ切り状態です。私はそっとタイトル画面に戻った。

お勧め度:3

「ブツ切り、素材集でも全然おk,余裕で楽しめるからオレ」って人にも、あまりお勧めは出来ませんね。同じ金出して本作やるくらいならイリュージョンの過去作なりイリュージョンの姉妹ブランドなり別ブランドの3Dゲーなり同人ゲーなりやってた方がいい。
そういう人以外には、もう「悪いこと言わないからやめとけ」としか…


気に入り度:3

2012年12月(本作発売前)の私の日記から抜粋。


待ってましたダーク系新作! ええ。 例の事件もありましたしね。 そんな、「あれを出せ」とか「○○描写は入れろ」とか「××要素はいらねーんだよ糞が」とか、贅沢言いません。 出 し て く れ る だ け で 、 い い ん で す 。 (嘘をつきました)

ふくし?の大学に通ってるんですけど!

前半は守ったよ。あれを出せとか、各団体に一番かみつかれた○○関係の描写は入れろとか、あるいは各団体もニッコリの××要素はいらねーんだよとか、一切言ってないですから。
でも、出してくれるだけでいい。そんなはずなかった。
「Hシーンの挙動が前作と同水準なら」出してくれるだけで良い。こういう意味だった。
こういう意味だったのですよ、イリュージョンさん!!!(血涙)



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 いただいたコメントには後日日記にてありがたくレスさせていただいております。


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