プレイクラブ

(執筆:2015/04/26 追記:2015/04/28 微修正:2015/05/01)

製作

ILLUSION
(3D系エロゲの総本山。アニメ系3Dとリアル系3Dゲーの2本立てだが、2006年に発売された後者の最高傑作「レイプレイ」が変な団体に目を付けられ政治問題にまで発展して業界全体を震撼させる大事件に。)

属性

発売時期:2015年4月
ジャンル:3D,監禁,ソフト陵辱
用途:実用
舞台:現代の館
顕著な性属性:
プレイのきっかけ:DOA5をプレイしてフラストレーション溜まったからだと思うんですよね、正直。(プレイ前の期待得点…5点)
プレイ進捗状況:全シナリオコンプ(多分)

テキスト:3

あらすじ:精力には自信ある主人公は、精力絶倫であることのみが条件の怪しい高給求人を発見し、「面白い」と応募。果たして、仕事内容とは、ある富豪の老人の代わりに、攫われてきた4人の母子を好きに犯すことだった。主人公達のプレイ内容は全て観察されており、また場合によっては指令が出される。その点を除けば申し分ない条件に主人公は異もなく仕事に乗り出すのだった。

シナリオは極々シンプルで、福本漫画とかに出てきそうな金持ちの老人が現れて後は↑あらすじ通り。ヒロイン達は当然最初は抵抗しますが、その抵抗のやる気なさたるや、陵辱系AVも裸足で逃げ出すレベル。ていうか最近は陵辱液AVも結構女優さんがいい仕事してたりして…
まぁその話はいいです。とにかく、苦笑するしかないレベルに温い。例の事件の爪痕を改めて感じさせるものでありました。
で、その問題作よろしく、シナリオはほぼありません。全ヒロインクリア後に、ショートストーリーが展開されて終わり、ですかね。このシナリオの薄さ、いえ、必要十分な分量は、ことイリュージョンに限り高評価に値します。(プレイヤーが期待してない方のイリュージョンを披露しなかったという意味で)

ゲーム性:3

各ヒロインには愛情値とも呼ぶべきゲージがあり、主人公が各ヒロインと肌を重ねれば重ねるほどそれが上がるんですよね。ほのぼのレイプというやつです。しかも、この愛情値の上がる条件というのが本当にシンプルで、プレイ内容や順番等は一切不問、何でもいいからヒロインないし主人公が果てるまでプレイを行なえば1回とカウントされ、体感で約6,7回でゲージが1つ上がる。ゲージは4ゲージあり、1回果てるまでにかかる時間は最短10秒程度なので、いかにゲームパートが温くサクサクプレイ出来るかがご想像いただけるでしょう。
なお、ゲージが3段階目、4段階目に到達すると各1回ずつ特別なイベント(会話)があり、それを4ヒロインとも終わらせると最終エピソードです。

実用性:7

この項、滅茶苦茶長くなりましたので、読みたいところだけお読み下さい。
悪い点
良い点
総評

の3パートに分けられます。


悪い点
色々と、プレイヤーの知恵と工夫が要求されます。
まずプレイ序盤にして既に本作の悪いところがだいたい見て取れると思いますので、そこで挫けないことですね。
まずその悪いところを列挙しますと、
・エロバリエーションに乏しい
・各エロシーン間の連続感に乏しい
・同一エロシーン内でさえ、連続感に乏しい
・ヒロインの反応の細かい変化が無い
・興奮ゲージ上がるのが機械的すぎる
・精液,愛液描写がほぼ無、舌も動かず
・陵辱感ほぼ無
・他にも、例の過去作にあったあれやこれやがない
ざっと思いつく限りでこんなもんですかね?以下、それぞれの詳細を。

・エロバリエーションに乏しい
ここは極々個人的な鬱憤を述べさせていただきますが、フェラが前後に動く1パターンしか無いとかフェラスキーなめてんのか?あとレイプレイ時の座位であったような接吻交尾が一切無いのもこのご時世有り得ん。強姦で美味しい、淫乱で美味しいの鉄板プレイだろ、いい加減にしろ!
ちょっと勉強不足すぎor手抜きすぎなんじゃないですかね?(怒)

・各エロシーン間の連続感に乏しい
シーン間の移行時はいちいち画面暗転します。例えば、手コキ→(画面暗転)→正常位 といったふうに。時間的な順序、流れが感じられにくい。
ただ、ヒロインにかかった精液は次プレイに持ち越されますので、脳内補完が出来なくもない。(脳内補完が要求されるとは言える)

・同一エロシーン内でさえ、連続感に乏しい
ここで本作のシステムを簡単に説明させていただきます。ヒロインと主人公には興奮度ゲージが与えられ、刺激を受けることでこのゲージが徐々に増加するのですが、興奮ゲージが約3/4を境に、ヒロイン(&主人公)の動きが2種類に分かれ、それに加えヒロイン絶頂or主人公発射時のシーンも別動作ですので、各エロシーンは大きく3動作から成ると言えるわけです。
問題は、上述のシーン間の移行時だけでなく、動作から動作への移行時にも画面が一瞬暗転し、暗転後には次の動作に完全に切り替わってるんですよね。だから、連続的な動画を見ているにも関わらず、静止画のようにシーン(コマ)とシーン(コマ)間の変化を脳内補間しないといけないという。
これは割とストレスですよ。通常の紙芝居エロゲでさえ、あたかもアニメーションのように静止画と静止画とをダイナミックに変化させているのに、本作はその逆に、動画のくせに紙芝居のような見せ方に甘んじてるわけですから。連続したシーンではなく、独立シーンの繋ぎ合わせだってプレイヤーに教えてるようなもんです。連続モーションを作るのが手間なのは分かりますが、こういうところ手抜くのはやはり印象悪いですね。脳内補完でいちおう実用性はなんとか保たれますが、せっかくの3Dゲームだからこそこういうところきちんとしてほしいですね。

・ヒロインの反応の細かい変化が無い
上述のように各シーンが断絶しているので、レイプレイのように、次プレイに移ろうとすると「もう十分でしょ!?」とか「もう無理・・・」みたいに言われたり、そういう細かい反応の変化が見られないんですよね。あと、表情の変化にも乏しい気がします。もちろんそれなりには変化するんですが、「ここ、もっと嫌がる顔してていいよね」とか、逆に「なんで今眉しかめてるの?」とか、細かいところで小さな違和感を感じます。

・興奮ゲージ上がるのが機械的すぎる
処女だろうと、快楽落ち後だろうと、同じ速度で快感ゲージが上がるのですよ。
処女だろうと、快楽落ち後だろうと、動作が速いほど速く快感ゲージが上がるのですよ。
処女だろうと、快楽落ち後だろうと、どんなプレイをされても激しく絶頂するのですよ。
ゲームとしてぬるいし、陵辱としてもぬるいし、なにより雑い。

・精液,愛液描写がほぼ無、細かい点気になる
各シーンが断絶してるじゃないですか。あるシーンで中に出しても、次のシーン冒頭には挿れる前から始まりますので、脳内補完すると「なぜかいちいち引き抜いている」わけです。それに合わせて、中出し後のシーンでは床に精液溜まりが出来ているんですが、いや、その…。もうちょっと、動的な、ね…? 分かってるでしょ…?描写してほしいのはそこじゃないって。
んで、これ書いてて初めて「そういや愛液ってのを一回も見なかったな!」と気づいたんですが、私が気づいてないだけで実は出てたのかな?まぁそういうレベルです。ましてや潮など。
あとヒロインの舌が全然動いてない問題とか、一度でもヒロインの外見カスタマイズしたら手動でしかデフォ設定に戻せない問題とか、色々細かい描写に気になる点があるのですが、これらはまだ検証不足なのですみません。

・陵辱感ほぼ無
上述のように処女でレイプされている時点からアホみたいに感じまくり、絶頂しまくります。ヒロインの一人は主人公を罵り続けていますが、その他のヒロインは、申し訳程度の嫌がりしか見せません。当然、監禁されているという事実に対しても全くの無感動で、皆さん割と平然と主人公に抱かれていらっしゃいます。ともすればHシーン中そういう監禁とか陵辱的設定って忘れてしまいそうになるレベルなので、この点もそういうのが好きなプレイヤー各自の脳内補完の手腕が問われていると言えるわけですね。

・他にも、例の過去作にあったあれやこれやがない
全ヒロイン攻略後のおまけ要素は、これまでのあれやこれやが全て自由に選べるようになるパラメーター設定機能と、各ヒロインのアへ落ち(愛情値段階5と称してもいい)です。このアヘ落ちがまた割とひどくて、おクスリでもやってるんですか?というグダグダっぷり。好きな人は好きなんですかね…?少なくとも私にはそっと閉じるレベルでした。
んで、つまり、3P4P等無し、当然お腹もおっきくならない。この辺は、代わりに「汚い男」「少年」「巨漢「レズ」プレイとかを入れたからトレードオフなんですかね…?3P4Pも無しだったのは個人的に少々残念。

良い点
続いて良い点を列挙すると、この4つです。
・造形は綺麗
・ヒロインの落ちっぷり(反応の変化)はやはり良いもの
・ヒロインの身体や衣服を割と自在に変えられる(いつでも)
・クリア後は、組み合わせ次第で結構プレイの幅を広げられる
以下、詳細です。

・造形は綺麗
まずこれですが、さすが、グラフィックは良くなってると思います。あと、Hシーンのモーションも相変わらず結構良い感じなんですが、これは本作に限ったことでもないですからね。この動きの良さは、イリュージョンの存在意義と言ってもいいレベルですね。

・ヒロインの落ちっぷり(反応の変化)はやはり良いもの
最初は嫌がってばかりで反応も単調だったヒロインが、段々と主人公に身体を許していく姿は、やっぱり興奮します。調教ゲーの魅力ってまさにここだと思うのですよね。散々悪いところを書き散らしましたが、このエッセンスの部分だけはしっかり守った点は、個人的には大変評価したいです。

・ヒロインの身体や衣服を割と自在に変えられる(いつでも)
これがね、本作の楽しみ方を大きく広げる素晴らしい点ですね。
最近のイリュージョンの3D作品は、自分で一からキャラを作れるのだけど、何の背景も愛着もない人形が出来上がるもんですから、それに背景やら愛着やら人間性やらを感じるには、プレイヤーが結構頑張らないといけない。想像力を逞しくしたり、あとはまぁ、色々ありますがご想像にお任せして。
それに対して、既存の主要キャラをカスタマイズ出来るというのは、もちろん(見た目だけですが)全く違うキャラにしてしまうことも出来ますが、微修正が出来る、という活用方法の方が楽しいんじゃないかなと。
たとえば、もうちょっと清純さを出したかったら、まずは服装を制服とかにして、髪はより黒っぽくしたりして、下着や髪型も少しいじったり、場合によってはおっぱいの形や色も変えてみたり。この細かな作業は、人形造形にそこまで拘りを持っていない私のようなプレイヤーにも手軽だし簡単だし、有り体に言って元々のキャラの若干のバージョンアップが可能になるわけです。当然それは、逆に淫乱っぽいキャラにしたければこうするとか、ギャルっぽくするならこう、ロリっぽくしたければこう、従順キャラということにしたければこう・・・という風に、随時キャラメイク出来るわけです。別に随時変えなくても、飽きたら変えればいい、程度のスタンスでもOK。
これを、元々の各ヒロインキャラに上乗せするわけですから、例えば「母キャラと秘書プレイ」とか「清純な妹ロリキャラなのに爆乳」とか「不思議系清純彼女に、大胆コスプレイ」とか、色々脳内で設定考えてそれで楽しむことが出来るわけです。そう、冒頭で書いた「プレイヤーの知恵と工夫が要求される」のポジティブな側面ですね。
で、ここでまさかの合わせ技なのですが、各ヒロインが4段階(+1)の反応の違いを見せるわけですから、それに応じた状況設定をこの外見カスタマイズと組み合わせれば、結構色々と妄想を実現化出来るんじゃないですかね。今パッと思いつく例を挙げると、
「清純な妹ロリキャラ(嫌悪反応)」→「清純な妹ロリキャラだったのに爆乳で淫乱、しかも見た目完全にギャル(アへ落ち反応)」とか。矢印の間に何をされたかは、当然プレイヤーの妄想一手に担われているわけですが。

という風に、そこそこ遊べるんじゃないですかね。あくまで、「そこそこ」なのですが…。

・クリア後は、組み合わせ次第で結構プレイの幅を広げられる
クリア後は、自由にカスタマイズが可能になります。特に使えそうなカスタマイズとしては、ヒロインのプレイ中の台詞や表情は嫌悪状態のまま、動作だけは淫乱状態であるとかですかね。その逆も出来ます。台詞&表情は大きく「初回→嫌悪→普通→快感→アへ」の5段階、動作は大きく「嫌→普→快」(例外有)に分かれるのですが、クリアに至るまでは、例えば台詞&表情が「嫌悪」ならば動作も絶対に「嫌悪」だったわけで、アへはクリア後解放ですから、4パターンしか見ることは出来なかったわけです。しかしクリア後は、台詞&表情と動作とをそれぞれ設定できるので、5×3の15パターンから選択が出来る。これで割と妄想の幅も広げられるかなと思います。
あと、ヒロインの相手を主人公以外(巨漢,汚い男,少年,レズ)にするのに抵抗がある人も少なからずいそうですが、これら(特に対男)のモーションは主人公相手のモーションとまた結構違ったものであり、当然こちらもそれぞれ5×3の掛け算が出来るわけですから、そう考えるとモーションパターンは実は割と多い。「主人公以外の男はちょっと…」という人は、男グラフィックをシルエットとかモザイクのみとかにしてしまえばどうでしょう。

総評
大量の欠点と、数少ないながらもピリリと効いた長所を併せ持つ本作なのですが、実はもう2点特徴があります。一つは「ボリューム不足」。
バリエーションは一応色々あるのですが、それでもやはり「もっと増やしてくれれば」と思う点も多々あります。
もう一つは、「突き抜けたエロさの不足」。シーンぶつ切りの弊害、男キャラバリエーション増加の弊害というか、「うわっ…この作品エロすぎ?」と感じさせるような点がどうも見受けられない。結構エロくはありますが、あくまで「結構」レベル。
で、この2点を合わせるとどうなるかというと、一言で申しまして「割とすぐ飽きる」。
ある程度脳内補完で本作の楽しみ方を見い出せた人も、こと実用性となると「うーん、やっぱりそんなに(何度もは)使えない?」という感想に至るんじゃないかなぁというのが、6時間ほどプレイしての感想です。6時間プレイして、既に粗方エロさを見切った感があるんですよね…。私の場合、ほぼ確実にあと何度かは使えると思いますが、これから先ずっとお世話になるかというと、「たまに思い出して起動するレベルになるのでは?」という予感があります。)
最近は各種おかずも本当にクオリティ高いですからね。同人誌然り、同人ゲー然り、AV然り。(私エロ漫画は読まないので分からない)
本作は実用に耐えるレベルだと思いますが、耐久テストの結果はあまり芳しくないのではないかなと遺憾ながら思います。
(加筆:10時間ほどプレイしたところ、「あれ?こちらの頑張り次第では意外とまだまだ使える?」という感想に変わりつつあります。なんか当サイトではしょっちゅうこんなこと言ってる気しますが、プレイヤー側の工夫次第では、評価はグッと上がるかも知れません)

音楽:4

ヒロインの好感度が変化するとBGMも変化するんですが、これは実に良い仕事してますね。ぴったりだと思いますよ。

ボーカル曲:無

キャラ:5

主人公:名前変更不可,至って普通の、陵辱系エロゲ主人公(明るい系)という感。BISHOP作品とかでも主人公やってそう。
母親:母親のくせにほとんど娘たちの身を案じない、「なるようになれ」って感じの熟女系ヒロイン。
長女:不思議系少女。
次女:レイプレイ長女系少女。罵倒担当。
三女:レイプレイ次女系少女。というかそのまますぎる。ロリ担当。しかし胸はつるぺたではない。
老人の秘書:淫乱系秘書っ娘。このキャラも抱ける。

最初は全くダメだと思ってた長女が、意外と悪くなくて驚きました。(感想には個人差があります)

声:女

女性のみフルボイス。男キャラは主人公以外にも何人かいますが、声を出すのは皆無。この辺、よく分かってますね。AVでの不満上位はいつも「男優の声がうるさい」ですから。

時間:2

圧倒的なボリュームの薄さを、キャラカスタマイズ等でいかに引き延ばせるかが問われます。

その他

システム:H時のマニュアルプレイとか、この単純なゲージシステムの前では無用の長物だと思うのですがどうですかね?私はオートプレイ一択なのですが。
一方、システム周りは結構2006年の作品に比べれば改善されましたね。たとえば男キャラのシルエット度合いについても細かく設定出来るし(色や透過度)、よく見たら各Hシーン後にプレイをいったん中断した(つまりイチモツを抜いた)状態から次シーンに入るか、否かもConfigで設定できました。ただ、あと一歩惜しいことに、たとえば「中に出す→中に入れたまま中断→再度動き出す」というモーションが見れるわけではなく、ただ「中に出す→動いてる」というモーションになるだけなので、断絶感は割とあります。ただ、この後外に出すと、「ヒロインの身体に液がかかりつつ、股間の下辺りに白濁液が・・・」という描写になるので、「デバッグは良く出来ているんだなぁ…」と複雑な気分になりました。

お勧め度:5

なんていうのかなぁ… 私的最高傑作「レイプレイ」と私的最低の駄作「プレミアムプレイ」を経て本作に抱いた感想は、「だいぶ回復してきた」という感なんですよね…。本サイトのレビューにもあります通り、レイプレイはお気に入り度8点、プレミアムプレイはお気に入り度3点なのです。確かにグラフィックはレイプレイよりさらにクオリティアップしてますが、その他多数、レイプレイの時点で既に出来ていたはずのあれやこれが出来なくなっている。私は、本作をわざわざ他人に勧めようとは思えないですね。本作を勧めるなら、まだ人工少女シリーズとかジンコウガクエンシリーズとかの方がずっと安心して勧められる気がするんですよね。私人工少女2しかやったことないから知らないけど。(2は当時にしては素晴らしいクオリティだった)
今挙げた作品にはない本作の魅力って、多分陵辱要素だと思うのですが、本作ってその陵辱要素が完全に骨抜きですから。唯一、調教ゲーとしてのエッセンスの一つは見られるので、私は楽しめましたが、他の人に勧める気にはなれないという。
繰り返しますが、(あれだけの欠点を踏まえてもなお)3Dエロゲとして最低限のエロさは保たれていると思いますので、あとは本当に各人の合う合わないですね。色々なシーンに自分の妄想を付加して楽しめる人、衣服やらヒロインの身体や顔など、様々なグラフィックの変化に自分の妄想を付加して楽しめる人、自分から積極的に妄想を具現化していきたい人にはお勧めなんじゃないかと思います。


気に入り度:6

まず毒吐きから。
個人的には、各所に見られるリアリティの無さがなにより残念なのですが、敢えてリアリティを出さないように作ってるんですかね?3Dゲーでそんな作り方するって、ナンセンスだと思うのですけどね。最近アサシンクリードってPS3のゲーム(18禁)をしたんですけど、あのゲームみたいに、冒頭に「このゲームは、異なる宗教、人種、 信条を持つ人たちによって製作されました。」とか注意書き書いとけばどうですかね?あれと18禁のゾーニングさえしておけば、ゲーム内であればイスラム教徒だろうとキリスト教徒だろうと特に罪も無いのにバッサバッサと惨殺していいんだから、泡沫業界のHB描写くらいなんだって話ですよ。あっちは良くてこっちが悪い理由が無い。
…というふうに、気概さえあればいくらでもなんとかなる問題だと私は思うからこそ、わざとやってるならもう過剰反応過ぎるし、単なるスタッフの怠慢だとするならいい加減にしろよと思うわけです。せっかく高いお金払ってスタッフのヘタレっぷり見せられても気分悪いわ。
あと、公式通販予約購入限定特典のバニーガール衣装、あれ最初からパッケージに入れとけや!!バニーガールとか基本中の基本でしょうが。私は公式通販のあまりの高額さに泣く泣くソフマップ予約したんですけどね。許さないんだから。

とは言え。
工夫次第でそれなりにあれやこれや楽しめそうですし、値段相応の買い物かというと相当疑問も残りますが、前に買った「プレミアムプレイ」と違って割と興奮要素も多かった、特にコスチュームの豊富さは私的に非常に非常~に高得点なので(最後に言う)、お気に入り度は割と高いのであります。
ほんと、イリュージョンさんの今後のさらなるがんばりを願います。なんとか次回作くらいで「回復」期を超えて下さいませんかね・・・?




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