KISS×200 とある分校の話

(2004年最終プレイ 2006/06/12加筆修正)

メーカー
WINTERS
(スタッフロール見る限り女性の多い会社のようです。実用重視ゲームばかり作ってます)



属性
ADV(VN形式),実用,超僻地の村の学校,口淫



テキスト:5
kissを知らない僻地の女の子達に、kissを「挨拶」と教えやりたい放題やる新米教師の話。
テキストの質は…抜きゲーとしては、最高水準だと思います。
快適に進むテキストは、密度十分といっていいでしょう。これぞまさに18禁ゲー。よく分かっていらっしゃいます。
言及すべき見所は、僻地のイッてる授業風景でしょうか。本編と全く関係ないですが、一見の価値あり。



ゲーム性:3
たま〜にルート分岐の2択の選択肢が出る程度。ゲームじゃないっす。まぁ極稀に2択でゲームオーバーになったりするのも、愛嬌ですね。



実用性:9
属性が合えば、これほど破壊力を持つソフトは、古今最高かも知れません。キスしすぎ。音出しまくり。メーカーの熱意がムンムンです。
先述のとおり、ありえないような実用シチュエーションでも何となく納得してしまうような「異空間」を作り上げ、その上でなし崩しに…
少し古めの作品(2002年4月発売)ということで、各種演出からのバックアップは無く、直接の実用シーンは紙芝居CGと声優さんの熱演にかかっており、そのどちらもずば抜けて 良いものであるとは言えません(決して悪くはないと思います)。にも関わらずこの得点がつくのは、「学校での煩悩炸裂(和姦)」に至るまでのバックグラウンドがしっかり描かれていたからに他ならないと思います。
決して、くどくなく。
実用ゲーならではの強引な舞台設定も、潔さだけでなく、何を切り何を残すかがしっかりと判断された上でのものであると思います。

実用シーンは、だいたいにおいてオーソドックスなものです。
非常に長いキスシーン、フェラ、本番(キスしながら)。…どんな作品か、お分かりいただけますよね。
物語終盤に、怒涛の複数プレイがあるのですが、それが圧巻です。



音楽:7
曲は全部で10曲程度と少なめで、作中でそれほど目を見張る曲も無し。ありふれた感じの曲ではないですが、いい曲ってわけでもないので。まぁ、僻地の静かな穏やかさ、軽い狂気を演出するのに一役買っているといえます。
それだけならせいぜい5点6点なのですが、ではなぜ7点もついているかというと、OP曲(ボーカル無)の軽くイカれた曲の為す業でしょうね…。
世界観と合い合わさって、スバラシイデス。
電波曲電波曲と巷ではI'veが取り上げられますが、本当の電波曲ってのはこういうものを言うのではないでしょうか…。
単独で聴いても感想は芳しくないと思われます。あくまで、このゲームのOP曲だからこそ映え輝く曲。



キャラ:5
 主人公:ごく自然に自分の欲望に従う青年。キス魔。
 生徒:ロリ気味,お嬢様,元気なポニテ,引っ込み思案な眼鏡っ子
 先生:先輩の女教師(お姉さん属性)
 生徒の母親:そのまんま

…とまぁ、格別魅力的なキャラも個性的なキャラもおらず、まぁ普通ですね。それが逆にいいのかも知れません。女性の多い会社だからでしょうか、プレイヤーに媚売ってるようなキャラはいないのかも知れませんね。
そうそう、村一つ丸々舞台なのに、登場人物の少なさにはびっくりします。    


声:女
というか、男キャラ、2,3シーンしか出てこなかった気が…(笑

女の子は、だいたい尺音いい感じです。
先生がイマイチでしたね。後は上々じゃないかな。素人意見ですが。



時間:4
それほどボリュームは無いですが、お腹いっぱいになります。人によっては枯れそうになります。



雑記
システム回りは、必要なものは一応揃っております。

テロップ見てたら、社員さんの一人(プログラム担当だったかな)が声優さん兼任していました。高飛車なお嬢様役。しかも上手かったです。(実用)



お勧め度:7
一言でいうなら、破壊力MAXのキスゲーです。
尺音,キスが好きな人は、やらずには通れない道でしょう。
属性がピッタリ合えば10点かも。面白いものが見れますよ、ということで7点。
特に減点ポイントが思い当たらないです。あえて言うなら、もう少しCG数増やしてくれればより良かった。




気に入り度:7
面白いものを見せてもらいました、ということで7点。





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