反逆のベレッタ 〜淫獄に堕散る戦士 〜

(執筆:2008/05/24)



メーカー
Black Lilith
(低価格実用ゲームブランドlilith softの一ブランド。凌辱・ダーク系。)



属性
発売時期:2008年5月
ジャンル:ADV
用途:実用
舞台:未来 狂科学者の研究施設
顕著な属性:無理やり犯され
プレイのきっかけ:久々にlilithの作品にピンときたので。色気あるコスチュームはいいですね。(プレイ前の期待得点…7点)



テキスト:3
あらすじ:天才狂科学者アルバートが作り出したアンドロイドによって、人類は滅ぼされようとしていた。アルバートが作った上位アンドロイドのベレッタは、アルバートの行為に疑問を感じ、逃亡。人類レジスタンスの一員となり、アルバートの蛮行を止めるため研究所に潜入する。

全編ベレッタ視点です。よって、ベレッタの内心描写が豊富。
その他は特に語ることもなく。
アルバートの行動指針が最後まで意味不明でしたが、その辺は深く考えたら負けかなと思っている。



ゲーム性:3
歴代リリス作品の中でも難しい方に入るのでしょうか。
適当にプレイしててもコンプできるのだけど、法則見つけようとすると苦心する。
見つけても別にいいことないので、各種攻略サイトさま等をご活用下さい。うちのサイトでも掲載してます。



実用性:6
ベレッタは、度重なる凌辱により体は順調に開発されていくものの、心は必死に抗います。最後まで抵抗します。「自らの意に反して、絶頂を迎え、もっと快楽を求めてしまう自分…」的凌辱をお楽しみ下さい。
まぁいつものブラックリリスですかね。

内容は、サシでの凌辱、輪姦、触手姦、などなど、一通り揃っています。どれも結構濃いです。高確率でアクメ顔になります。
獣姦は無し。ふたなりは複数有り。紹介ページから期待してしまう妊娠系ですが、母乳は複数回出ます。軽い出産1回。ガチボテ腹Hシーン1シーン。以上。…と、意外と少ないです。そっちはあまり期待しないことですね。

基本、ベレッタのシーンです。全体の9割近く。ルージュはHシーンには絡んでくるもののルージュ自体がメインになることは少ないです。また、ルージュが凌辱されるようなシーンはないので、生意気なヤツだからといってそういうのを期待してはいけません。
あと、冒頭でも書いたエロいコスチュームですが、Hシーンに突入すると速攻でベレッタがすっぽんぽんにされるため、全然活躍しません。一応一部のシーンでは着衣Hもあるのですが、製作者にこのコスチュームを活用しようという意志が全くないらしく、本当に「着ているだけ」でしかありません。実につまらん。

で。
フェラです。
これは語らないと。
フェラ関係シーン、実に多いです。フェラだったり途中からイラマチオだったり輪姦だったり精液ボトル飲みだったり、色々ありますしシーン数も多いです。
が。
が。
ベレッタの人のフェラに、私はかなり不満。
第一印象は「不自然」。水っ気のある音でないし、息継ぎのタイミングといいフェラ音といい、どうも不自然。聴いてて首をかしげたくなる。終盤になるとその不自然さもかなり払拭されるのですが、代わって感じられるのが技術のぎこちなさ。それがいいって人もいるでしょうしあまり断定的なことは言えませんが、少なくとも私には、「シーンの多さ、濃さ共に良いのに、勿体無い…」という感想です。使えないわけではないですが、減点ではあります。
駄目な理由の一つとして、恐らくかなり難易度の高い、イラマチオ的フェラシーンが多かったことがあげられるでしょう。「おご」とか「んぎゅうう」とか「ぐぅ」とか、そういう台詞がそれなりに多い。ベレッタに比べてルージュの人は実にフェラ声も自然で上手かったのですが、やっぱりそういうシーンになると少々変な感じでした。
…にしても、ベレッタの方は、なぁ…。
敢えて言わせていただくと、きっちりテキストどおりに声あてしてほしかったなぁ!途中で曖昧に終わらせたりしないでさ!



音楽:3
BGMに徹した良いBGMです。リリスらしい感じ。5秒やそこらでループしては変に耳に焼きついたりもしません。
密かに一昔前のリリスより成長を遂げている箇所の一つです。

ボーカル曲:無し



キャラ:3
ベレッタ:巨乳。気も強いし正義感も強い。お姉さん系。
ルージュ:「お父さま(アルバート)以外の人間はカス」。妹系。
アルバート:諸悪の根源。やたら語尾に♪マークを付ける変態。

キャラ萌えはない。
プレイ前は素敵な眼鏡のアルバートに興味があったのですが、蓋を開けてみればただの微妙にキモいキャラでした。

声:女
先述の通り、ベレッタは少々技術に不満。
演技は特に問題ないと思うのですが。
声質は少しハスキーな感じです。

ルージュはいいですね。技術といい声質といい、春日アンを彷彿とさせる。



時間:3
歴代リリスソフトの作品の中でも特にボリュームありだと思います。このお値段でこのボリュームは普通にお値打ちですね。
この作品のボリュームを3倍ちょっとしたくらいが昨今の標準的フルプライス実用ゲーのボリュームだと思うのですが、そう考えてもお買い得ですね。



雑記
システムとしては、いつもどおり。敢えて言うなら、回想モードをもう少し見やすくしてほしいかな、程度。

演出としてはアサギ2レベルの局部カットイン。

あと、絵ですが、癖はあるかと。アクメ顔の目がいつもより怖いと思いました。あとは舌の長さですが、これはいつものブラックリリスレベル。



お勧め度:6
お値段考えると普通にお値打ちですね。
内容はどれも濃いですし、かといってやたらぶっ飛んでるわけでもないですし、オールラウンドに色々なプレイがあるし、特にエロゲー初級者向けかと思います。
…と表現してしまうとけなしてるみたいですが、実際、この安定感は立派だと思います。実に堅い。さすが歴戦の実用ブランドlilith。




気に入り度:5
まぁこんなものかなぁと。よく頑張ってると思います。
ただ、しつこいようですがベレッタのフェラ音だけ少なからぬ不満を覚えたので、一フェラスキーとしてはぎりぎり及第点未満の5点とさせていただきます。全部が駄目というわけでもなく、特に終盤は普通に良かった気がしますし、変に気にしないことでしょうか。
なにせ発売翌日のレビューなんで、今後もっとリプレイしてたら評価変わるかも。
一つ言えることは、今後もリリスには期待できそうってことですね。



(この作品については、攻略ページでもとりあげております。)





ギュッと! 反逆のベレッタ

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