(執筆:2007/01/04)
メーカー
Blacklilith
(廉価エロゲーの大家lilith。特にBlackはグチョグチョで人気。)
属性
発売時期:2006年10月
ジャンル:ADV
用途:実用
舞台:近未来東京(ファンタジー要素有)
顕著な属性:イキまくり・母乳・触手・肉便器
プレイのきっかけ:1がBlackLilithの中で一番好きなので。2にあまり良い評判は聞いてませんでしたが、はずれではないようですしさらに続編出るようですし。(プレイ前の期待得点…6点)
テキスト:4
あらすじ:無法地帯である人工島「東京キングダム」に巣食うテロ組織を調査していた対魔忍3人が行方不明。今や対魔忍の長であるアサギはサクラを連れて調査に乗り出す。
なんというか、一言で言うとまぁまぁ面白い。多分アサギ3で使う予定なのでしょうが、1の「対魔忍VS魔」という構図から、「組織対組織、国対国」みたいな話までスケールを広げています(広がってるのかな…)
2では主に世界設定が静的に描かれていますね。「現状はこんな感じだったのです、1では書けなかったけど!(後付じゃないですよ)」みたいな感じで。
そこで語られる世界設定の中で、いつのまにやら中国(また革命起こった)が朝鮮を半分占領していたり台湾巡って米国と衝突していたりと、思わずあるあ ニヤニヤと楽しんでしまいました。
その他にも一応新展開はあるのですが伏せておきます。伏せるほどのものでもありませんが。
まとめると、「シリーズ化に向けて世界設定もバッチリ♪」。
本編は1と同じようにグチョグチョ改造されたり陵辱されたりして進んでいきますが、なんというか、ファンとしては「読んでて面倒なだけなテキストではないな」と。ファン以外には読んでて面倒なだけのテキストでしょうけど。そういう場合スキップしても問題ないのでスキップしましょう。
質は、
物語系≧秀作実用ゲー≧アサギ2≧一般実用ゲー≧廉価実用ゲー=アサギ1
くらいです。
ゲーム性:3
面倒なんで攻略書いてしまいます。
「悪魔!」って1回目で言ったら凡BAD END、2回目で言ったら妊娠エンド、2回とも言わなかったらTRUE ENDです。
つまり2択の選択肢が2回出てくるだけですね。
1のように無駄にややこしい分岐じゃなくて良かった良かった。うちのサイトに「対魔忍アサギ 攻略」で検索して来る人やたら多いですからね。最近は「レイプレイ 攻略」が圧倒的ですけど。レイプレイ攻略記事には自信有りです。アサギ攻略は・・・インスコしたファイル内のReadMe読め…もとい、いつもご利用ありがとうございます。
実用性:7
まぁこの記事見てる人の大半がここ以外の内容なんかロクに読んでないのでしょうけど…。
いつも通り、エロいです。「顕著な属性」項で色々書いたとおり、色々と揃ってます。
今回アサギちゃんは乳房を改造されて爆乳(あまり変わって見えませんが)・性感UP・オプション母乳の3点セットが加わります。犯される相手は、主に触手。前半は主に胸を、後半は上も下もずっと犯されてイきまくります。後半は快楽に負けてますし。あと人間相手のバック輪姦(&鞭打ち)有り・肛門からの蟲寄生投入有り。後は従属の靴舐め。
サクラの方は触手攻めから始まって無限フェラチオ・精飲。
ここから先は2人一緒で、奴隷宣言の後、目隠しフェラチオ(口出し・掃除有)・首枷公衆輪姦・パイズリ・BadEndで妊娠異種姦(オーク)。
見てて思ったのが、やっぱり対魔忍スーツがエロ綺麗ですね。光沢とかいい仕事じゃないかと。CG綺麗だなぁと思います。ただ、断面絵とフェラ顔のアップとパイズリのCGだけはもう一歩かなという印象でした。どれも難しいところですよね。
BlackLilithには非常にお世話になってきた私個人の感想を申しますと、アサギ1ほどの突き抜けた感はないなぁと。1はオークエンドと魔界エンドが本当に凄かったですから。イキまくるのが好きな方、母乳が三度の飯より好きな方、受けより攻めが好きな方には満足な内容なのでしょうが。
見てて感じるのが、多くのシーンが妙にブツ切れなんですよね。いいところで唐突に終わる。わざとでしょうか。力尽きたのでしょうか。もうちょっと引き伸ばしてもいいのに。
逆に評価できるのは、調教属性微有という点でしょうか。2人ともボロボロにされた後、奴隷化した辺りのH描写はナイスですね。製作者としても売りの一つとして「気高きアサギが屈服!」というのを押しているようです。「心が屈する」シチュのが好きな人は、少ないテキストながらなかなか満足できるかと。肉体改造されて淫乱になるだけでは不満な私としては、その辺り(決して満点ではありませんが)頑張ってくれて嬉しかったです。
色々な属性持ちの人に幅広く対応している感がありますが、その分突出した感がやや減退かなと。いやまぁいつものBlackLilith並(以上?)にグチョグチョにやってはいるのですけどね。
音楽:3
新曲追加?(新作に対するコメントとは思えないですね。過去曲を転用するlilithスタイルならでは。)
音楽ボリューム下げてたのでほとんど分からないのですが、聴いててなかなか悪くなかった印象です。
ボーカル曲:無
キャラ:6
主人公:無
アサギ:冷静さと激しさを併せ持つ一流対魔忍。前作で淫乱改造されて以来、修行の成果もあって何とかその効果を抑えている。
サクラ:アサギの妹にして対魔忍。明るく元気な性格。アサギと同じく前作で淫乱改造された体は、薬の力で抑えている。
いや。
新キャラの八津九郎(男)がカッコいいです。気さくな一面も持つ凄腕スキンヘッド男(元レンジャー部隊)に軽く萌えます。同じく新キャラの長官どのも渋いけど。
所詮は廉価実用エロゲーにおまけでついてくるようなシナリオなので、あまりキャラそれぞれについてそう細かく書かれてはいませんが、少ないテキストの中で魅力は十分に描かれていると思います。なるほど、こっちにも比重移したんだ。
正直八津君が裏切ったり実は悪役だったり洗脳されてアサギを犯したりしたら興ざめだなぁと思っていたのですが、そんなことも無く一安心。(そういうの期待した人もいるでしょうが。ハゲだけに。)
まぁ、よく頑張ったのではないでしょうか。
あ、個人的にはエドウィン・ブラックの底知れぬ凶悪さも好きです。(by1の魔界エンドファン)
声:女
声優さん、いつも乙っス!!
今回はイキまくり、お疲れっス!!(ちょっと淫妖蟲みたいなノリの台詞もお疲れ様です!!)
そんな気分です。
時間:3
みじかっ!
プレイしていて思った感想がこれですが、実用項書いていると結構ありますね。ルート分岐が少なかったからそう感じたのでしょうか。あとは「限界越え」的展開に乏しかったことかな。ともあれ、いつものBlackLilithくらいの量はあると思います。
雑記
システムはいつもどおり。
演出は特に無し。絶頂顔が若干ながら減ったかも。
あと、プレイしていてようやく気づいたのですが、効果音ほとんど無しで声優さんの演技におんぶにだっこなんですね〜。そういう意味でも声優さん乙でした。
まぁ母乳噴いてる時に「ブシューブシュー」とか聞こえてくるので萎えてしまう人にはいいのでしょうけど。
ちなみに私は「ブシューブシュー」って聞こえた方がいいです。
お勧め度:6
まぁ、我々がBlackLilithに期待しているのとは違う方向でも頑張ってくれているようですし、続編のためにも、とりあえず押さえておいてもいいんじゃないかなと。決してハズレはしないかなと。かなりの属性がてんこ盛りになってますし。
ただ、BlackLilith何作もプレイした皆さんには、ちょっとばかりマンネリかもなぁと。
気に入り度:6
正直、前作には劣ると感じました。ボリュームと突出度の低下が痛かった。ただ、フェラ・パイズリ・精神的奴隷化を投入または強化したのはナイス。
BlackLilithのゲームって、なんだかんだ言って一つのシナリオ内で全メニューの中から
半分くらいを選択して終了じゃないですか。で、シーン回収のため再プレイを何回かする、みたいな。
アサギシリーズの場合、一本しかシナリオが無くてそれを片っ端からほぼ全部やることでヒロインがどんどんグチョグチョになっていく感じで、実用シーンに厚みが出るので好きですね。「これだけやられた上でさらにこんなことまで!」みたいな。
いやあのくのいちスーツが好きなのもあるんですけど。
(この作品については、攻略ページでも触れております)
ギュッと! 「対魔忍アサギ2 〜淫謀の東京キングダム〜」1980円以下
まぁ適正価格でしょう。