AIR(プレイ前用)

AIR


(2000年発売  2004年秋最終プレイ[3回目]  2006/05/27加筆修正)

メーカー

Key (Leafと併せて「葉鍵」と呼ばれる、この業界でも信者の特に多いブランドの一つ。感動系VNの大家。好き嫌いがはっきり分かれる。)



属性
VN,感動,田舎町,家族



テキスト:8
「空を飛ぶ少女」を求め旅をする青年と、とある町で出会った少女との物語。

一言で言うと「泣きゲー」「感動ゲー」のジャンルに入ります。
「家族」をテーマにした、と公式にサイトにて言われておりましたが、それほど家族色オンリーなわけではなく、感動系ファンタジーとの相の子といったところでしょう。
問題は前半で、妙にボケたというか独特のノリのというかなヒロイン達との会話が延々と繰り広げられます。よって、序盤で力尽きればそれまででしょう。テキスト全体の冗長さがあちこちで叩かれるわけですが。
とはいえ、それなりについて来れれば、中盤あたりからじわじわと話は進行していき、各ヒロインラストは、ばらつきも大きいですがそれなりに胸に迫るものです。
ただ、このゲームの真髄はそこではなく、その先です。
これ以上の記述は控えますが、伊達に「信者」増産しておりません。単なる萌えゲーだと思ったら大間違いです。
冗長さを考慮に入れて8点ですが、TVアニメ化・映画化されるだけはある、一本骨の通ったストーリーだと思います。



ゲーム性:3
普通のADV形式。選択肢によって展開が変わるというあれです。そんなに難しくもありませんが、若干ややこしいところもありかな、程度。



実用性:1
むしろこんなもの無い方がいいんだけど、と思う方がほとんどだと思います。
18禁シーンがシーンの雰囲気壊してるところもあるので、1点。
できれば全年齢版やりましょう。



音楽:9
秀逸です。物語に合っているだけでなく、物語を盛り上げ、さらに単体で聴いても良い曲も複数あります。さすがです。
特に、OP曲「鳥の詩」は、ゲーム音楽好きなら避けて通れない珠玉の一曲でしょう。
その他、染み入るような夏の香りの詰まった曲に出会えます。

ボーカル曲:3曲



キャラ:9
 主人公:名前変更可,ぶっきら棒でたまに非情なクール系。飢えてる。
 メインヒロイン:子供っぽいが明るく気立ての良い子。友達いない。
 サブヒロイン:クラスの人気者のおっとり系と、優等生的天然系。  
なんとも説明しにくいですな…。
そう期待できるもんでもないんですが(なにせクセが強いようなので)、なんで9点もついているかっていうと、私がメインヒロイン親子に完全にやられましたので…。
キャラとしてはまさに「こんなやつおらんやろ」のオンパレードなのですが、そういうもんだと割り切っていると、何やら萌え萌えした感情が生まれます。
この辺は、嫌いな人にはとことん嫌いなノリでしょうが、そういうのに特に抵抗ない人なら、少なくともそれなりには楽しめると思います。



声:無
ドリームキャスト版は声有りなそうな。しかも秀逸なそうな。
というわけでアニメ版を見ましたが(声優同じ)、噂どおり、声良かったです。 ちょっと悔しいです。
けれど声無しでも十分に楽しめると思われます。キャラ萌え重視ならば、声有りのものを探すべきでしょうが、私の場合はシナリオ重視でしたので声無しでも快適でした。



時間:4
まぁまぁボリュームあるといえるでしょう。
とはいえ、前半はかなり冗長感があります。キャラとのやりとりを楽しめなければ、かなり厳しい戦いを強いられるでしょう。(そうだとしてもとりあえずラストまで見ることwお勧めしますが)
ADVとしては平均以上の量だと思われます。



雑記
人を選ぶゲームですね。ヒロインにリアルさを求めるような方は断固避けるべきでしょう。この世界を楽しめなかったら地雷となります。
逆に、のめり込めば「私のNo.1ソフト」となる可能性も非常に高い一作です。

システムは、全体的に特に不満は無く。あえて言うならバックログボタンが小さすぎです。
めだった演出は特に見受けられませんでしたが、OPムービーは良い出来だと思います。作品のイメージをかなり引き締めてくれております。



お勧め度:8
ここ数年、涙を流した記憶がないという方。
18禁ゲーム界の古典に触れるつもりで、ためしに一度どうでしょうか。
私の場合、オタクだとかそういうのとは無縁っぽい知り合いがこの作品について感想を聞かれ、「泣きましたね。」と言ってたのが衝撃的だったのでプレイする気になりましたが、きっちり彼と同じ境地に立ってしまいました。
繰り返しますが、万人ウケはしないです。キャラに多少なりとも愛着わかないようでは、とても楽しめたものではないと思います。その場合、「地雷」認定確実でしょう。
しかし、やってよかったと心から思える可能性もまた、おおいにあると思われます。
シナリオのほかにも、「音楽」「背景CG」「夏の雰囲気」見所は満載です。





気に入り度:9
どうも、ツボを突かれすぎました。
現在でも、名作と言われれば名前が浮かびます。

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