魔法少女アイ2(プレイ前用)

魔法少女アイ2

執筆:犬ノ幼 2006/09/16)



メーカー
COLORS
(黒木雅弘の特徴的な絵が目印。魔法少女アイシリーズが一部で人気。)



属性
発売時期:2002年
ジャンル:ADV
用途:ファンタジックエロス
舞台:現代の街
プレイのきっかけ:アイ無印『魔法少女アイplus』をプレイし、続編が気になったので。



テキスト:3
あらすじ:
— 魔法少女再び —
あの事件から数年。
浪人生の秋俊は、都会に出てきて予備校通いをしていた。何か大事なことを忘れてしまったような気がしていて、モヤモヤとした毎日を送っている。そのため成績も今ひとつ。
そんなある日、秋俊は予備校からの帰り道で化け物と戦う奇妙な格好をした少女を目撃する。その光景にデジャヴを感じ、立ちつくす秋俊。そうこうするうちに化け物を倒した少女は、秋俊が居ることに気付いて驚いた。戦いに際し、人間が入って来れないよう周囲に結界を張っていたからだ。さらには記憶操作の魔法も効かない秋俊に対して、 少女「リン」のとった行動は意外なものだった。秋俊と同居するというのだ。
こうして、秋俊とリンの奇妙な共同生活が始まった——。
(COLORS公式ページより)

プレイ中に何度も寝ました。
退屈で…

また、主人公が暴力的なほどの鈍感ぶりを発揮し、うんざりさせられることしきり。 しかも女の子がアプローチしてきた時に「俺はこいつのやり口は慣れてるんだ」というともすれば場違いに尊大な態度ではぐらかすので、主人公に微塵も共感できませんでした…

そしてアイ無印の時にも感じた、擬音語で迫力を補うテキストにがっかりしました。 という訳で3です。

唯一の魅力は新キャラ「リン」が喋っているところ。 その部分だけはキャラクターが生き生きしており(声優さんの力だけではない文章の力)、楽しむ事ができました。



ゲーム性:3
平凡なADV式です。
選択肢によっては即BadEndコースでシーン回収ができます。



実用性:7
黒木雅弘の絵は好き嫌いが激しく分かれるところだと思いますのでこちらの公式ページの絵を見て、割と好みなようでしたら7点でお勧めです。
(現在『魔法少女アイ2plus』が発売されており、そちらの方は同じ黒木雅弘の絵でも少し絵柄が変わっていますので注意が必要です。)
肛門に触手を突っ込み、腸内の糞便を食べる触手が現れたり、触手で耳の鼓膜を舐めて耳だけでイかせたりする輩が現れたりと、特殊プレイはちゃんと用意されていますので安心です(?)。
失禁やスパンキングなど少しマニアックだけれど割とソフト目なプレイもちょくちょく。
ただ、腋を責めてるシーンが少しあるんですが、結局中途半端に終わって勿体無いなぁ、という感じです。
また、対魔法少女でないHシーンはよくある輪姦劇で、凡作です(テキストが)。



音楽:4
特に可もなく不可もなく。
頭に残った曲はありませんでした。
変身シーンの曲は少し格好良かったかな、ぐらいです。

ボーカル曲:無し



キャラ:5
主人公:名前変更不可。前作の主人公が続投。二浪目。
    浪人生としても主人公としても精神の根幹がだらしないキャラクター。
リ ン:2の新キャラ1人目。新魔法少女。
    自分の力に見合った自信をもつ暴走独走キャラ。
    しかし実は本作の良心。
ア イ:前作のメインヒロインにして本作でもやっぱりメインヒロイン。
    ツンデレという言葉が横行する前の時代の古きツンデレ。
    しかしキャラクターの味付けにややわざとらしさが加わった感あり。
 紫 :主人公の予備校仲間。
    主人公にアプローチするも、主人公がわざととしか思えないような邪悪な鈍感さではぐらかすのでいつも悲しい目に。
    物語の扱いとしても強姦されるだけ強姦されてしまう不幸なキャラ。
メ グ:管理人として主人公と同じアパートに住む女性。
    リンやアイの上位の魔法戦士(魔法少女とほぼ同義ですがメグなどが「少女」という歳ではないので魔法少女をまとめて「魔法戦士」としたのではないかと思います)。
    前作からの続投キャラ。


基本的に新キャラ(リンや紫)の方が生き生きしている感じがします。
ライターさんが楽しんで書けたのかな、という気がします。
前作とは違うライターさんなので、前作のキャラを扱う時に戸惑いがあり、その結果、ちょっと登場人物の特徴が変に強調されたのではないか、なんて勝手に想像しました。 総じて女性キャラはそんなに悪くはないんですが、主人公が兎に角ダメでした(私には)。
正直に告白しますと、主人公にイライラし、途中何度もこのゲームを投げ出しかけました。
なので5点です。



声:女
みなさん危な気のないしっかりした演技です。
敢えて挙げるならばリンの声優さん(笠原准)が特にお上手でした。



時間:4
物語のテンポがどうにも悪く、だらだらとプレイさせられてる感じがしました。 なので悪い意味で時間は4点(平均的ADV級)。



雑記
システム面として、スキップが非常に遅いのが困りました。
エンディングの分岐点が結構前にあるので、別エンディングを見るときにもう少し早いスキップがないと正直辛いです。
演出としては、主人公が意志を固めて立ち上がる、みたいなシーンにそこそこ格好良い音楽が使われており、ベタとは言え良い作りだ、と言いたいんですが、それまでの行動でさっぱり感情移入できない存在となっていた主人公に「オイオイ調子良いな…」という感情しか湧いてこず、残念です…勿体無い…

それからこれはネタバレかもしれませんが、敢えて書きますと、きちんとスタッフロールの流れるエンディングは、「アイと結ばれるもの」しか用意されていません。
購入の際に注意が必要です。
また、魔法少女アイ3を作るつもりなのか、伏線を残したまま終わっています。
購入の際、併せてご考慮ください。




お勧め度:3
随分酷評してしまったのでもう繰り返しませんが、取り敢えずお話として見るならほぼお勧めできません。
しかしHシーンやキャラクターを楽しむ分には結構楽しめますので楽しみ方を選べば割と楽しめるゲームです。




気に入り度:3
自主的にプレイしようとして、ここまでがっかりしたゲームは久しぶりでした。
(↑人から勧められることが多いので)
ただ黒木雅弘の絵は他では真似できない独特の汗臭さがあり、そういう部分は気に入っています。
その絵に対して文章があまりに貧弱なんですよね…
「文章に水坂早希(アイ小説版作者)を迎えて作ればずっと良かっただろうに…」なんて勝手に夢想しています。




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