MISAO 〜淫辱忍法伝〜(プレイ前用)

MISAO 〜淫辱忍法伝〜

(執筆:2011/01/03)



メーカー

black lilith
(廉価ブランド最大手lilithのうち陵辱系を扱うblackレーベル)



属性

発売時期:2010年12月
ジャンル:簡易SLG
用途:実用
舞台:戦国時代の忍のアジト
顕著な属性:
プレイのきっかけ:black lilithファンなので。あと絵が気に入ったので(プレイ前の期待得点…6点)
プレイ進捗状況:コンプ



テキスト:3

あらすじ:忍の村「焔の里」の頭領である「操」(メインヒロイン)は、神出鬼没の悪逆忍集団「羅刹」に捕らえられ、隠れ砦に監禁される。操の前に姿を現した羅刹の頭領「骸」は、かつて操が自ら殺したはずの不肖の弟「上那」であった。骸は、操に対し快楽によって自身の言いなりにする術を行使した上で、10日間で操をものにすると宣言。操は10日の責めを耐え切ることができるのか。


うーむ、公式サイトよりも良いあらすじが書けたぞ。
シナリオが面白いなら私も公式サイトのあの長ったるい文章を転載するにとどまっておいたのですが、いかんせん全然面白くないので、シチュが分かりやすいこちらに描き直させてもらいました。

ということで、シナリオとしてのジャンルは、一応忍者物…のアクション。
とは言っても、ヒロイン達の服装見れば一目瞭然ですが忍者物とは言っても「忍」だとか「草」だとか「透破」だとか呼ばれる中世日本に実在した忍者ではなく、忍の術を華麗に駆使しながら敵と一騎打ちで正々堂々と勝負するタイプのNINJA達です。
はっきり言って読んでいて恥ずかしくなるレベルのテキスト。同じような格好していても、アサギのテキストがいかにマシなものかまざまざと感じさせます。やはり、ユーザーをして「いや、そういう設定のくせにそれはないわ…」とさめさせるのはダメテキストだと思います。
設定は、自由でいいのです。ファンタジーならファンタジーで、全然問題ない。けれど、設定を裏切るような描写は、やはり読み手の気を大きく萎えさせる…少なくとも私自身は萎えます。
…というわけで、テキストは割とひどいので、一切期待してはいけません。普通に北条氏の小田原城攻めとかやってる人達が突如「セックス」とか言い出したりしますし、忍術は実際ただの魔法ですし、低価格帯実用ゲーのテキストよりさらに一段劣るものとお考え下さい。序盤はとにかく我慢するか、さもなくば適当にスキップしても何の問題もないと思います。



ゲーム性:4

まがりなりにも体裁が簡易調教SLGになっていたのには感心しました。久々ですね。私が知る限り姫騎士リリア以来。
選択した調教メニューによって「快楽」「陵辱」「恥辱」の3つのパラメータのうちいずれかが上がる方式。エンド条件も適度に分かりやすく、難易度もストレスなくちょうど良い感じ。リリスソフト作品に「ゲーム性」3点より高い点数つけたのは本当に久々です。



実用性:7

まずはよくやったと言わせていただきます。あらすじでも書きましたが基本的に「通常有り得ない快楽にヒロインが耐える」という、最近はびこる「なんちゃって陵辱系」の路線そのままなのですが、それでも割と陵辱感が出ています。
陵辱ゲーマーと言えど、ヒロインの快楽一切無しというのもちょっと辛いものがあると思います。本作のように、陵辱(ヒロインの屈辱感や恥辱心、身体が汚される嫌悪感)などと快楽とが適度にブレンドされた陵辱ものは良いですね。個人的好みを言わせていただくとまだもう少し快楽寄りに過ぎる気もしますが、昨今の気の抜けた炭酸飲料のような陵辱系作品に比べれば健闘している方ではないでしょうか。

シーン内容ですが、本作、極端な「これ」といった特化シチュはありませんね。敢えて言うなら拘束状態でのシーンが多かったか。が、その多くはライターのフェチ心や変態度をうかがわせる陵辱シーン。調教シーン内容は全8種類ですが、各シーンごとに3パターン存在し、回を増すごとにハードになる仕様。なお、8種類とは下記の通り。軟体に変化した敵忍者に膣に入られるシーン、他のくノ一と一緒に双頭ディルドーで犯されるシーン、股に縄を食い込ませたまま歩行を強いられるシーン、拘束フェラを強いられるシーン、裸の四足歩行で散歩を強いられるシーン、売女になって童貞のボンボンに女を教えるシーン、喉の渇きを止めるため精液を口で吸い出すシーン、他のくノ一と一緒にそれぞれバックで犯されるシーン。
それに加え、サブヒロインである操を尊敬する強気ロリキャラが陵辱されるシーンがいくつか。

傾向としては、フェラ系が多かったですね。正直、ちゃんと奥まで咥えてないCGがほとんどで少々不完全燃焼ですが、他ブランド作品には奥どころか咥えてさえいないCGもしょっちゅうあることを考えれば、一応及第点なのか。とりあえずフェラ系が多い。ブラックリリスお家芸となりつつある精飲シーンも複数シーンありました。

で、これらに加え、計3タイプのバッドエンドシーン。3タイプもあるのがまず嬉しく、全シーンで操が快楽落ちしてるのは少々アレですが3シーンとも操が孕み済みなのは評価したい。(ただしCGでもテキストでもそれが活かされてないのは今後の課題)
また、エンド3シーン中2シーンでサブヒロインが快楽落ち"前"なのがいいですね。これも高く評価したい。
リリスはつい最近までメディ倫を通して作品を出していましたが、メディ倫、昨年11月に日映審ってとこと統合したのですね。新しく「映像倫理機構」というところに変わっていて驚きました(wikipedia「映像倫理機構」)。そのお陰だということはないと思うのですが、「こうでなくっちゃブラックリリス」と唸らせるシーンが見られたのは良かったですね。

最後に、Hシーンのテキスト(シチュ自体といっても良いか)。ライター3人いるだけあって、むらがあります。というかZEQU氏… 貴方のテキスト、私は好きだけどちょっと個性強すぎる…。複数ライターでやると決まって激しく浮くから、なるべく単独でお仕事した方がいいですよ…。
もうね、変態チックな責めが来たらたいていこの人だし、謎の擬音語をヒロインが使い始めたらかなりの高確率でこの人だし、「それがいけなかった」が来たら確定です。ヒロインの超個性的な悲鳴ってのも判断材料ですが(「はきゅうんんっ♪」など)、大抵それが出るまでに特定完了しますね。
(以下ひたすらライター語り) それに比べて本作も相変わらず全然ダメだと思わせるのは、これ残念ながら松本竜氏でしょう…。前プレイした「魔王ト聖女」で見限って以来ですが、相変わらず、ユーザーの呼吸をさっぱり掴めていない、上辺だけハードなHテキスト…。リビドーを感じさせないと言えばいいのか。本当に古参ライターさんにこんなこと言うのは申し訳ないですが、一度ユーザー視点に返って「興奮する」「使える」Hシーンについて勉強し直して欲しいですね…。これで松本氏じゃなかったら爆笑というか土下座ものですが、私も伊達にZEQU氏と松本氏の作品何本もやってませんからね…。フレーム氏の作品をほとんど知らないのだけど、ZEQU氏のテキストは多分業界一分かりやすいし(アニメリリス観ててもシリーズ途中で彼が参入すると一発で分かる)、松本氏のあの読んでて億劫になってくる感覚は割と特徴的だと思いますよ。

…さて。そんなわけで、まとめると、シーンごとにエロさのむらは結構あるが、総じて良い出来。調教シーン8種類は各3回と、トータルで見れば捨てシーンも多いですが、過程を愉しむという意味では悪くない。「メチャクチャ使える」というわけではないですが、エロいし、「結構使える」評価はできると思います。




音楽:4

盛り上がりのシーンのBGMは割とかっこいいんじゃない?
調教シーンのBGMも、良い感じ。
実洋ゲーBGMとしてはいい仕事だと思いますよ。

ボーカル曲:無



キャラ:

操:巨乳で凛とした気高いくノ一。
蛍火:ロリ体型、操を慕い操に忠実な気の強いくノ一。鼻頭がアクセント。
すみれ:操の親友だったが、一足早く快楽落ちして骸の部下に。

蛍火のシーンが少ないのが残念ですねー。すみれとか要らないからこっちを増やせ。
本当、すみれHシーンの存在意義が分からない。



声:女

女性のみフルボイス。
操、蛍火ともに文句なしでした!
敢えて言うなら録音環境が悪いのかリリス系列はいつもフェラ音が微妙ですね。声優さん達は悪くない。



時間:2

標準的実用系廉価ゲーのボリューム。それを踏まえれば短いという印象はなかったです。



その他

システム:いつもどおり。
演出:たまに膣内カットイン入ります。
立ち絵:本作は立ち絵ケチりすぎで笑えました。えっ、このキャラも立ち絵ないの!みたいな。割とシリアスなアクションシーンとかでもヒロイン達だけ立ち絵登場して、悪役達の出番はテキストだけという。この辺のシビアなコスト調整っぷりはいつものリリスっぽくて和みましたね。



お勧め度:6

安いし、適度に陵辱だし、絵が気に入れば悪くない買い物ではないでしょうか。「うーん?」と思うシーンも結構あるかも知れませんが、トータルで見て「ヘタこいたー!」と頭を抱えることは多分ないはず。




気に入り度:6

えがったえがった。どちらかというと当たりな方のblack lilithだと思いました。
実用ゲーで大事なのは、「(できれば何度でも)使えるシーン」がどれだけ数あるかだと思うのですよ。本作は、不要シーンも多いですが、使えるシーンも多かった。この点を評価したい。(ただし私はフェラスキーなのでそのバイアス入ってる可能性は否定しません!)
色々と課題も感じさせますが、相変わらず、短期間でこれだけのクオリティの作品を一個仕上げることができるリリスという集団は立派ですね。
願わくば、このクオリティ(可〜良程度)に胡座をかくことなく、フルプライスゲーのお株を奪うくらいにハードなエロス溢れる作品作りに勤しんでいただきたいものです。



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