SWAN SONGリアルタイムプレイ日記サルベージ






0

はじめに。


この攻略日記は、当日記にて、プレイしながら一日1回以下のペースでちょくちょく書き溜めしていったものをまとめたものです。

よって、このプレイ中日記を知らずに読んでしまう人のネタバレ防止のため、今回に限り、未プレイの人には状況がほとんど分からないように、状況説明をぼかして表記しております。

なにぶん不自由もあると思いますが、ご理解下さい。









2006-06-06 23:15:26
1

タイトルどおり、「SWAN SONG」やります。

なんだか、また出ましたよ、FLYING SHINE。

一応Le.Chocolat.なるブランド作らしいですが、OP見てたらしっかり

「DEVELOPER FLYING SHINE

 LE.Chocolato meets FLYING SHINE」

って書いてました。



はい、そうです。

現在までで、OPの少し先までプレイしました。




順番に感想書いていくと。


・地震の描写が生ぬるすぎ。もっと地獄でしょう。 まぁこの辺りケチつけるのは難しいところだけど、気になった。

・…と思ってたけど、まぁ「お姉さん」の一連イベント、そして「あろえ」のキャラで相殺。あろえは今後が楽しみ。どう描くのだろう。

・田能村さんは、ちょっとカラッとしすぎではないか。

・で、OP。 ちょっと待て。このゲーム、どういうゲームなの!?ジャンルは!?テーマは!?

 え?え?あれ?あれれ?!


















2006-06-07 21:18:12
2

えー、SWAN SONGリアルタイム攻略日記、其の2です。


最近は時間もなくて、なかなかまとまった記事も書けませんが、攻略日記は気楽でいいですね。



SWAN SONG、現在、警察官達との絡みあたりまで来ました。

まだありそうですけど。

喘息持ちって分かったところまで。



う~ん、すごいですね、これ。


前のパルフェ、CARNIVALに続き、予備知識0でやっているのですが。

パルフェはまだ予備知識はありました。喫茶店の話だってくらい。

けど、CARNIVALおよび今回のSWAN SONG、予備知識はほぼ0です。



…完全に0って言いたかったのですが、某所で「まさかエロゲーで演劇(だったかな)見るとは云々」とか言う話を聞いてしまったので、完全にゼロではないのですが。


まぁその予備知識から想像される私のプレイ前SWAN SONG像は、

完全平和な物悲しい、演劇に熱中する若者達の物語か何かだと思っていたのだから、今思えば爆笑です。

何だこれ。




まぁともあれ、今回の感想です。


主人公の視点変化、CARNIVALに続きまた来たよこれって感じです。

視点変化する意義見出せなかったら容赦なく減点するからなっ!


警察官を使ったのは、なかなか上手かったですね。ここはやっぱり、民間人じゃなくて警察官じゃないと。

って冷静にライターを評価できるのは、あまりよい兆候ではないのですが。

もっとこう、私が、作中の人物に萌えたりキレたりその立場に立った意見とか言い出すのが、良作なのでしょうねぇ。


とはいえ、現在までのところ、非常に楽しんでます。自分の俗物っぷりを露呈するようですが、こういう話、素直に好きです。

(思えば、この業界にのめりこんだきっかけは、「雫」で夜の校舎をおっかなびっくり探索しているときくらいからだったなぁ。)




…ぶっちゃけ、なんだかんだでネタバレは極力無しで書いている自分。

分かる人(この場合、「SWAN SONG」クリア済みの人)にだけ分かる文章を目指します。





感想続き。


雲雀ちゃんは、ちょっとツンデレの匂いがします。


クワガタを応援してます。













あの時、コンクリート片を手にしてなければどうなっていたか、気になって仕方ありません。

























2006-06-08 23:54:58
3

前回の日記で

「クワガタ応援」とか書いた15分後に最初のHシーンに遭遇した晴鍋です。こんばんは。


というわけで、今日も開始です、SWAN SONGリアルタイム攻略日記、その3。

ゲーム未プレイの人は大変申し訳ないですが、例によって帰った帰った。



えー、まずは今日の進捗状況から。


醤油工場跡のシーンが終わったところです。


分かります?


初めての雲雀視点の直前、クワガタ視点です。クワガタ、頑張った。








えー…


うん。


実際のところ、その、あれだ。


リアルで、こんな連中が増えるんかねぇ…?


というのが、今の感想です。勿論そういう状況を体験したことないけれど、少なくとも日本では、そういう話は聞いたことないです。

状況が深刻になれば、あるかもしれない、けど…


性善説ではないですが、もうちょっと理性的に振舞えるんじゃないかな、人って。


理性的というのは良くない気がしますね。もっと、他者の痛みに敏感になると思うのです。





とまぁ、そういうレベルでツッコミ入れられるくらい、この作品のリアリティにとっぷりというわけですが。

並のエロゲーじゃ、もっとはるか以前のレベルですものね。「そんな奴おらんやろ」あたりの。

まじめに突っ込むのも馬鹿馬鹿しいというか、普段はそういう人達ばかりの世界を楽しんでいるものね、私達。

そんな中、キャラクター性とリアリティとの見事な折衷を見せる本作、すごいですね。

やはりこの業界、ここ数年は年々レベルが上がっている気がする。



と、話が逸れました。

今日の感想です。



・クワガタに感情移入中。音楽室見に行った辺りのシーンなんかいいですね。切なくなってきた。

 あの吐瀉物はどうなったのか気になりますが。

 なんか、今の予想ではクワガタ×雲雀とかありえるんじゃないかと思っているのですが、

 たった今思いついたのが、クワガタ、ポップ並に急成長。雲雀(マァム)とゴールイン。

 どうですよこれ。プレイ済みの方。

 え、無い?

 あぁ、そう…。

・院長、渋い。彼の医者としての態度表明、非常に難しいものだと思いました。

 あぁいう現場での医者達の絶望という面は、考えたことなかったので面白かった。

・田能村さんは、ずっとあのまま飄々としているのでしょうか。なんだか彼のHシーンは最後まで

 お目にかからない気がする。 すでにサービスシーン(?)も出てますし。(温泉で上半身裸体)


・システム周りの話ですが、長文がダラダラと出てくるあの手法、面白いなと思います。

 ADVも、文章を下5分の1程度にばかり出しているだけじゃ駄目ですよね、これからの時代。

 「高級読み物」たるもの、こうでなくっちゃ。

・音楽はあまり流れませんが、少し寂しい感じの和み曲が好みです。


・あろえ、全然出て来ないのですけど。


・あろえといえば、彼女は自閉症という設定なのだろうけど、あろえに対する雲雀の解釈が非常に面白かった。「感情は内部で色々あるのに、それを表出できない」。

私は自閉症の人と間近で接したことがないので分からないですが、あろえが今後どう描かれていくかは、非常に興味あります。

こういうテーマに果敢に挑戦している時点で、この作品は賞賛に値すると思います。


・そういえばクワガタのあのダラダラ続く内面描写は実に真に迫っていて共感してしまったりするのだが、同じ手法をCARNIVAL(だったかな)でも見たなぁ。ライターさん、同じ?んなことはないですよね、多分…

けど似ている。

(編集注: 同じ人でした。。。びっくり。)



ネタも思いつかなくなってきたのでまた次回。
















2006-06-11 16:07:15



4

2006-06-11 16:07:15

前回の日記を書いた後、SWAN SONG公式サイトを見てました。



そしたらなんか色々豪華じゃないですか。
「プレ スワンソング」短編小説に始まって、声優さん達のメッセージまで。
というわけでまずは田能村さんメッセージをチョイスしたところ、第一声の「愛してるよ、雲雀ちゃん。」に撃沈した晴鍋です。こんにちは。


現在、第3章… 結構進んで、また司視点に戻ったところです。

現状は、ですね…

スーパーで揉め事があって、飛騨さんが倒れたことが分かったあたりです。



現在までの感想。


クワガタラブ。

良かったね、ようやく頼りにされてね。

眼鏡外して渋くなったしね。声まで渋くなってたのも、いい演出ですね。声が随分変わりましたしね。

「本当にニュークワガタになっちまった!」と感心していたのですが。


最近のクワガタの意見には、全く賛同できません。

何だアイツ。守るべきものが出来た彼は、そうならざるを得ないのでしょうが、思想に明らかな偏りが出てしまった。

もう駄目ですね。クワガタの時代は終わりました。クワガタラブは、過去形です。ぶっちゃけ、現在は田能村ラブ。次点司と雲雀。次ニュークワガタ。最下位は、2章あたりから独走状態のゆかっちです。クワガタの時代は終わったので、3位4位の差は僅差ですが。


…えっ、あろえ?


コーヒー下さい!!



…とまぁ、このように、登場人物について「田能村ラブ」だとか「クワガタ終わった」とか言ってるのは、すっかりハマってる証拠ですね。

しかしこのライターさんの描く今後の展開、そろそろ予想できてきたかも知れません。全面対決になるのでは。だって、明らかに話がそういう向きに向かおうとしていますよね。

どうも、スーパーでの揉め事は、少し過激すぎた気がします。実際にああいう状況になって、2つの立場がああいう立場であれば、当然起こりえたことだとも思いますが、平和ボケした私には、やはり急展開に戸惑いを覚えたものです。

なんというか、そういう観点でいくと、私の中では

「クワガタ→生存フラグ」

という感じです。少なくとも全面対決がたけなわになるあたりまでは、彼はストーリーの展開上生存しなくてはいけない人だ。

逆に、全面対決あたりで脱落しちゃいそうなのが、ゆかっちです。司に言った「私のこと覚えてて」云々あたり、これはこれから彼岸と此岸に別れる人たちのセリフでしょう。


などと、好き勝手予想しながら読んでます。


そうそう、2章の中盤あたりから思い始めたことですが。


AKIRAを思い出すことしきりです。



















2006-06-11 20:57:41
4

本日はちょっと忙しかったので、カンタンにプレイ中の走り書きメモで…。





(人質交換が失敗に終わったところ)


鍬形はもはやかつてのクワガタではない。



あぁ、クワガタいいキャラしてるなぁ……!

まさにポップっ…!!(はぁ)



ほんと。


人に優しくないゲームです。








(教会にて、穏やかなひと時。鍬形君達も混じって、談笑。

 ちょっと席を外していた司が戻ったあたり。)



久々に鬱ゲーをやった。










(朝にそのシーンに遭遇してしまい、今日一日憂鬱でした)

















2006-06-13 14:14:33
5



クリアしました。

コンプはまだまだ(というかもう一つエンドが増えるらしいですね)ですが。


例によって立て込んでいますので、簡単に、クリアの感想を。


最後に、雲が晴れるように、ライターが描きたかったものが分かった気がしました。

何でもかんでも「○○は××の象徴」「象徴」で物語を斬っていく高校生的解釈は正直苦手なのですが、あのキリスト像はまさに象徴。
司君の、傍目絶望的結末、しかし…、に涙が止まりませんでした。

翻って、ライター責任とってくれるんやろなと、この世界の創造主を憎んだ数々の悲劇的展開。さっぱり通じない、鍬形に対する司君達の言葉。田能村のラスト。教会に来ない雲雀達。こんなシーンでも、やはり通じない、柚香に対する司君の言葉。
それら全てを踏まえたうえで、ラストの司君は、本当に格好良かったです。ラスト周辺の彼の言葉はどれも、寝不足で感情的になっている私にはこたえました。


というわけで。

まだ、続きはありますが。

SWAN SONG、まさに傑作でした。













2006-06-16 23:28:33
6

コンプしました。




えー。





その。





もう一つのエンドについて。








「おまけでつけたハッピーエンド」に一票。











あと、街に咲くヒマワリ、でかすぎ。










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…ということで、ここまで読み進めて下さった方、お疲れ様でした。

今回のリアルタイム攻略日記は、(これでも)いつもよりは良い出来になったのではないかなと思います。


ラストが、竜頭蛇尾の感がありますが、まぁこれはヒマワリのせいということで。



それでは、SWAN SONG 攻略日記、これにて終了させていただきます。


ライターさんをはじめとする、製作陣の皆さんに乾杯。感謝。


コーヒー下さい!




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 いただいたコメントには後日日記にてありがたくレスさせていただいております。


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